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中間決算、ソニー634億円赤字、東芝577億円赤字、パナソニック468億円赤字。NTTドコモ、テレ朝、サンリオが減益。一方、王将は好決算、三越伊勢丹は上方修正=2日の注目銘柄

2009年11月02日09時30分 / 提供:Sakura Financial News

Sakura Financial News
中間決算、ソニー634億円赤字、東芝577億円赤字、パナソニック468億円赤字。NTTドコモ、テレ朝、サンリオが減益。一方、王将は好決算、三越伊勢丹は上方修正=2日の注目銘柄
【11月2日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 2日の注目銘柄です。各社の中間決算が発表となり、ソニーは634億円赤字、東芝は577億円赤字、パナソニックは468億円赤字となった。三菱電、三菱重工も赤字決算。NTTドコモ、テレ朝、サンリオ、ホリプロは減益。一方、王将は好決算、東京放送HD、三越伊勢丹は上方修正など。

ソニー(東・大1:6758)が30日に発表した2009年9月中間期の連結決算によると、純損益は634億円の赤字だった。前年同期は557億円の黒字。世界的な景気低迷や円高などの影響で減収となった。販売費・一般管理費の削減に努めたものの、円高による影響約770億円、構造改革費用の増加319億円、およびソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズを主とする持分法適用会社の業績悪化の影響135億円などにより、営業損益が悪化した。ただ、持分法による投資損益および構造改革費用による影響を除いた営業利益は黒字達成となったとしている。 売上高および営業収入は前年同期比20%減の3兆2610億円、営業損益は582億円の赤字(前年同期は844億円の黒字)だった。 また同日、2010年3月期通期の連結業績予想を修正し、純損益を従来予想1200億円の赤字から950億円の赤字に引き上げた。前期は989億円の赤字だった。コンスーマープロダクツ&デバイス分野と金融分野の営業利益が7月時点の想定を上回る見込み。営業損益は同1100億円の赤字から600億円の赤字に(前期は2277億円の赤字)に引き上げた。売上高および営業収入は予想を据え置いた。 下期の前提為替レートは1米ドル90円前後、1ユーロ130円前後。

東芝(東、大、名;6502)は30日、2009年9月中間期の連結決算を発表し、それによると純損益は577億円の赤字だった。前年同期は384億円の赤字だった。コスト削減に努めたが、円高及び景気後退の影響を受け、売上高が減少した。デジタルプロダクツ部門や家庭電器部門が減益になり、事業構造改善費用の発生などで赤字化した。 売上高は同15%減の2兆9557億円、営業利益は26億円(前年は184億円の赤字)だった。 2010年3月期の連結業績予想に変更は無かった。

パナソニック(東・大・名1:6752)が30日に発表した2009年9月中間期の連結決算によると、純損益が468億円の赤字だった。前年同期は1284億円の黒字。大幅な減収や価格低下の影響に加え、早期退職一時金227億円を計上したことが響き、赤字化した。 BDレコーダーや国内の薄型テレビは好調だったが、デジタルカメラや海外の薄型テレビの売上が減少し、さらにノートパソコンなどの売上も低調に終わった。パナソニック電工・パナホームとも、住宅市況の悪化により減収となった。 売上高は同23%減の3兆3332億円、営業利益は同87%減の288億円だった。 また、2010年3月期通期の連結業績予想を修正した。営業利益を従来予想750億円から前期比65%増の1200億円に、純損益を同1950億円の赤字から1400億円の赤字(前期は3789億円の赤字)に、それぞれ上方修正した。売上高は予想を据え置いた。

サンリオ(東;8136)は30日、2009年9月中間期の連結決算を発表し、それによると純利益は前年比49%減の6億円だった。海外ライセンスは好調だったが、百貨店、チェーンストア、コンビニでの売上が減少した。また、テーマパーク事業では、サンリオピューロランド(東京都多摩市)の不振により減少した。 売上高は同4%減の332億円、営業利益は同13%減の27億円、経常利益は同29%減の21億円だった。 また、同社は2010年3月期の連結業績予想を修正した。売上高は前回予想699億円から前年比2%減の685億円に、営業利益は前回予想65億円から同7%減の60億円に、経常利益は前回予想57億円から同17%減の49億円に、純利益を前回予想47億円から26億円に(前年は14億円の赤字)それぞれ引き下げた。

NTTドコモ(東1:9437)が30日に発表した2009年9月中間期の連結決算によると、営業利益が前年同期比16%減の4852億円だった。携帯電話収入のうち、パケット通信収入が6%増となった一方、音声収入が13%減と落ち込んだ。また、端末機器販売は21%減と大幅マイナス。9月末の携帯電話契約数は前年同期比125万契約増の5519万契約となり、解約率は前年同期の0.52%に対し、0.46%に改善した。 営業収益は同5%減の2兆1458億円、純利益は同18%減の2847億円だった。 また、通期予想について、営業収益を従来予想4兆3820億円から前期比4%減の4兆2760億円に引き下げた。営業利益、純利益は予想を据え置いた。

三越伊勢丹ホールディングス(東1:3099)は30日、2009年9月中間期の連結業績予想を修正し、純利益を従来予想20億円から前年同期比66%減の41億円に引き上げた。経費コントロールをグループ全体で進めたため、利益が予想を上回る見通し。 営業損益は20億円の赤字から4億円の赤字(前年同期は112億円の黒字)に、経常利益は40億円から同65%減の68億円に、それぞれ上方修正した。一方、売上高は同6190億円から13%減の6170億円に引き下げた。 通期業績予想は現在集計中のため、中間決算発表時に公表する予定。

東京放送ホールディングス(東1:9401)は30日、2009年9月中間期の連結業績予想を上方修正し、純利益を従来予想22億円の赤字から9000万円の赤字に引き上げた。前年同期は46億円の黒字。出資した映画のヒットに加え、経費の効率的な運用などコストコントロールに努めた結果、予想を上回る見通しとなった。 売上高は同1750億円から前年同期比2%減の1757億円に、営業利益は同9億円から同70%減の29億円に、経常利益は同12億円から同70%減の34億円に、それぞれ引き上げた。 また、2010年3月期通期の連結業績予想も上方修正し、売上高を従来予想3495億円から前期比5%減の3520億円に、営業利益を6億円から同89%減の21億円に、経常利益を同3億円から同90%減の20億円に、純損益を同49億円の赤字から29億円の赤字(前期は16億円の黒字)に、それぞれ引き上げた。

王将フードサービス(大;9936)は30日、2009年9月中間期の連結決算を発表し、それによると、純利益は前年同期比53%増の27億円だった。ぎょうざ倶楽部会員の募集キャンペーンを開始し、8月には直営店売上が過去最高となる日商2億4000万円を達成し、売上・利益ともに好調に推移した。直営店の既存店売上高は26ヶ月連続して前年同月比プラスとなった。 売上高は同22%増の328億円、営業利益は同77%増の54億円、経常利益は同75%増の55億円だった。 2010年3月期の連結業績予想に変更はなかった。

ホリプロ(東;9667)は2009年9月中間期の連結決算を発表し、それによると純利益は前年比32%減の2億円だった。出演事業では、TBSの「官僚たちの夏」に出演した船越英一郎、NTV「華麗なるスパイ」に出演した深田恭子、コマーシャルでは、妻夫木聡、香椎由宇、芦名星などが活躍した。また、お笑いタレントではさまぁ〜ず、バナナマンなどが数多くバラエティ番組で活躍した。しかし、メディア事業、音楽事業、小売事業などで前年比減となるなど全体では厳しい状況が続いている。 売上高は同0.2%増の99億円、営業利益は同38%減の6億円、経常利益は同37%減の7億円だった。 また、同社は2010年3月期の連結業績予想を修正した。売上高は前回予想198億円から前年比7%減の196億円に、営業利益は前回予想9億円から同35%減の11億円に、経常利益は前回予想11億円から同28%減の14億円に、純利益は前回予想5億円から5億円に(前年は2億円の赤字)にそれぞれ引き下げた。

三菱電機(東・大1:6503)が30日に発表した2009年9月中間期の連結決算によると、純損益が258億円の赤字に転落した。前年同期は794億円の黒字。設備投資や個人消費の低迷が続いているうえ、円高の進行も響き、各セグメントで減収減益となった。さらに持分法損失の計上で赤字化した。 セグメント別に売上高を見ると、重電システムが1%減、産業メカトロニクスが37%減、情報通信システムが10%減、電子デバイスが39%減、家庭電器が21%減となり、産業メカトロニクスと電子デバイスは営業赤字に転落した。 売上高は前年同期比19%減の1兆5294億円、営業利益は同88%減の156億円だった。 また、2010年3月期通期の連結業績予想について、売上高のみ下方修正し、従来予想3兆4300億円から前期比10%減の3兆3000億円に引き下げた。

テレビ朝日(東1:9409)が30日に発表した2009年9月中間期の連結決算によると、純利益が前年同期比17%減の10億円だった。テレビのタイム収入は、スポンサーの固定費削減傾向が拡大したため、4 月改編セールスで苦戦を強いられ、レギュラー番組のセールスが大幅な減収となった。前年同期の「北京オリンピック2008」の反動減もあり、14%減となった。スポット収入は、業種別で、「卸売」「薬品」は好調に推移したものの、「サービス・娯楽」「電気機器」「輸送機器」をはじめとするほとんどの業種が低迷し、同10%減となった。また、音楽出版事業も41%減と不振だった。 売上高は同10%減の1125億円、営業利益は同35%減の17億円、経常利益は同25%減の29億円だった。 通期業績予想に変更はない。

三菱重工(東、大、名、札、福;7011)は30日、2009年9月中間期の連結決算を発表し、それによると純損益は31億円の赤字だった。前年は290億円の黒字だった。中国、アジア諸国など新興国を中心に経済回復の兆しが見られるが、依然厳しい状況が続いている。為替が円高に推移したこと、売上高の減少、資材費上昇などの影響を受けた。 売上高は同16%減の1兆3216億円、営業利益は同66%減の251億円、経常利益は同97%減の26億円だった。 2010年3月期の連結業績予想に変更はなかった。

ぴあ(東;4337)は30日、2009年9月中間期の連結業績予想を修正し、それによると純損益は前回予想2000万円の黒字から3億1000万円の赤字に引き下げた。前年同期は13億7900万円の赤字だった。コスト削減を目的としたさまざまな事業効率化施策の一部について、成果発現のタイミングが当初からずれこみ第3四半期以降になる見通しとなったため。 売上高は前回予想513億円から前年同期比3%増の510億円に、営業損益は前回予想6500万円の黒字から2億2000万円の赤字に(前年は7億6200万円の赤字)、経常損益は5000万円の黒字から2億3000万円の赤字(同8億500万円の赤字)に引き下げた。【了】
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