26日に開催された「K-1 WORLD MAX 2009」で今年のチャンピオンを決める最終トーナメントが行われた。優勝者が大晦日恒例の格闘技イベント『Dymamite!!』での引退を発表している魔裟斗のラストマッチの相手になることが濃厚ということもあり、トーナメントの行方が注目されていた。

 魔裟斗は大会直前にK-1のリングでの全36試合が収められたDVD-BOX「魔裟斗伝説」の発売記念イベントの席で、過去2度対戦するも敗北しているアンディ・サワーとの対戦を以前から熱望していることもあり「サワーが優勝してくれたら嬉しい」などとコメントしていた。

 トーナメントはアンディ・サワーとジョルジオ・ペトロシアンが決勝に勝ち残ったが、準決勝を延長まで行い満身創痍のサワーは2Rにダウンを奪われ顔面から大量出血。追い込まれ後の無いサワーは手を止めず攻撃するも、巧みなディフェンスとカウンターで最後まで優勢に試合を進めたペトロシアンが判定勝利し、初のK-1MAX王者に輝いた。

 テレビ解説席にいた魔裟斗は試合後にリングに上がり、「大晦日、空いてる?」といきなりの対戦要求、これをすぐにペトロシアンも快諾し事実上対戦が内定した。

 27日での一夜明け会見でペトロシアンは右手を骨折していることが判明したが、経過が良好であれば正式決定の運びになることも発表された。ペトロシアンはイタリア国籍を持つアルメニア移民の23歳。16歳でデビューし63戦60勝、KO率は5割を超える脅威の成績を誇り、対戦相手の持ち味を消すほど高い次元のテクニックの持ち主だ。

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