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「プチこもり」は意外に大事な心のセルフケア

2009年10月28日11時35分 / 提供:All About

All About
「プチこもり」は意外に大事な心のセルフケア
たまの休日には、「プチこもり」したっていいじゃない!
■誰もが自然に効果的なストレス解消をしている

 あなたのストレス解消法はなんですか? 趣味、スポーツ、旅行のように特別なことをしなくても、多くの人は、無意識のうちにかなり効果的な方法でストレスを解消しているものです。

 それが、欲求不満への自然な反応のパターンである、「攻撃」「固着」「退行」です。

・攻撃
 攻撃とは、何かに当たって気持ちをスッキリさせる方法。人には知られたくないけれど、イライラしたときにはまくらを投げて「バカヤロー」と叫んだり、友だちと悪口大会で盛り上がったりすることだって、ありますよね。また、ブログに「私ってダメ……」自虐ネタをつづって、やたらと自分を責める人もいるでしょう。

・固着
 固着とは、意味のない「紋切型」の行動に没頭すること。爪かみ、髪いじりなどが代表的ですが、恥ずかしい話、私など今だに(40歳に手が届くというのに!)「爪かみ」を止められません。あせったときなど、受話器を片手に爪をムシャムシャ噛み、「ああ、またやっちゃった」とため息をついています。

・退行
 退行とは、今の自分よりちょっと未熟な頃に戻って、安心を得ようとする反応です。社会人デビューした若者などは、休みになると実家に帰って子ども時代のマンガに読みふけったりすることもあるのでは? これなど、代表的な退行的反応と言えそうです。

■恥ずかしい行動こそ大切なバランサー

 これらは、一般的には「困った行動」「恥ずかしいクセ」と言われます。しかし、こうした意味のない行動こそが、疲れた自分をなぐさめ、エネルギーを取り戻してくれる大切な癒しになるのです。

 そんな自分を「弱い人」「ダメな人」と思わず、ときには堂々と許しましょう。「ストレスに負けないためには『自己管理』を」などとよく言われますが、たまに「今日だけはグチを聞いて!」と友だちに甘えたり、「せっかくの休日だけど、ぐ〜たらしよう」などと言って布団にくるまって「プチこもり」をすることこそ、実は、意外に大切な自己管理なのではないでしょうか。

 弱い自分、だらしない行動はダメと決めつけ、外でも家でもいつもキチンとしていなければと思う人が多いものです。しかし、人間は機械ではありません。不安が増すばかりの厳しい時代だからこそ、プチ攻撃、プチ固着、プチ退行を私生活で上手に織り交ぜて自分を癒すことが、厳しい世間を渡っていくためには、必要なのではないでしょうか。

【ストレスガイド:大美賀直子】

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