なにやら最近とろけている。
 いや、筆者がとろけるような、あま〜い生活を送っているのではない。食べ物の話だ。「とろける○○」という食品を昨今、随分目にしないだろうか。

 東京ウォーカーが一つのヒット商品を紹介していた。
 <冷夏でもバカ売れ!アイス「パルム」その人気の理由とは?>
http://news.walkerplus.com/2009/1016/5/
 人気の秘密は<なめらかな口どけのチョコレートとリッチなミルク感>であるといい、プレミアムアイスクリームと同様のクリーム・脱脂濃縮乳を使い、急速冷凍することで氷の結晶の細かい、なめらかなアイス>を実現し、アイスクリームを包むチョコレートは<体温と同じ温度で溶けるようにコントロールされており、口に入れた時になめらかに溶ける仕組み>に仕上げたという。パッケージにも「なめらかな口どけ、上質の証」と明記されている。

 「なめらかな口どけ」という表現よりももっと直截な「とろける○○」という食品を昨今、随分目にしないだろうか。しばらく前は、アサヒ飲料のバヤリース「とろけるマンゴー」や「とろけるモモ」ぐらいだったように思う。
 その後アサヒ飲料は「バナナ」や「フルーツミックス」の「とろける」を発売し、ちょっととろけそうにない「レモン」まで、片っ端からとろかした。

 しかし、世間ではそれを上回る勢いで「とろける現象」が進行していたようだ。Googleで「とろける 食品」というキーワードで検索すれば出るわ出るわ。そのまま商品名にもなっているSB食品の「とろけるカレー(ハヤシ、シチュー)」を筆頭に、レアチーズケーキ、杏仁豆腐、湯葉豆腐、カニクリーミーコロッケなどなど・・・。ふと気になって我が家の冷蔵庫を見てみれば、しっかりSB食品の「とろけるカレー」のルーが入っていた。気付かぬうちにも「とろける」は忍び寄っていたのである。


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