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鳩山幸夫人に学ぶこととは?【独女通信】

2009年10月22日14時00分 / 提供:独女通信

独女通信
日本のファーストレディー、鳩山夫人の好感度が高い。明るく元気で、夫を支えながら夫を立てている姿に主婦層からの評判もいい。初外交でも充分内助の功を発揮したと思うのだが、内助の功って何? という声が聞こえてきた。

内助の功とは、「家庭において夫の外での働きを支える妻の功績」という意味の日本語の慣用句だ。歴史上では、夫がここぞという時に、貯めていたへそくりを差し出した山内一豊の妻や、麻酔医師である夫の研究のために自らの体を差し出した華岡青洲の妻が内助の功の代名詞としてよく取り上げられている。

「内助の功って、奥さんが縁の下の力持ちっていうことですよね?」
とは大学院生のA子さん(24歳)。
「昔は結婚したら夫に尽くすことが美徳だったからでしょうけど、専業主婦になれたらまだしも、奥さんと生活費を折半して家事は奥さんにさせて、それで自分に尽くせとか言われたら怒りますよ」

A子さんは専業主婦に憧れているが、そういう生活をさせてくれる男性を探すのは就活より難しいし、もし専業主婦になっても、縁の下の力持ちにはなりたくないそうだ。

「内助の功は結婚する相手次第では?」というのは会社員のB子さん(32歳)。

「私は尽くすのは嫌いじゃないんですけど、周りをみても草食男子が増えて、会話も続かないしデートも割り勘だし、そんな男性に尽くす気にはなれません。今は親と同居していますから家に帰れば家事はしなくてもいいけど、結婚したら仕事+家事でしょ。それで夫に尽くせとか言われるなら、お給料が変わらないのに家事全般をやる奥さんに尽くせと言いたいですね」

ふたりの独女は内助の功に否定的だったが、夫に無理やり内助の功をさせられていると苦笑しているのは典子さん(52歳)。結婚して10年間は専業主婦だったが、会社員だった夫が突然、市議会委員に立候補すると言いだしたのだそうだ。

「子供が幼稚園と小学生で子育て真っ最中でしたから、子供にも寂しい思いをさせることになると大反対しました。でも夫は独りでいろいろ準備をしていたんです。応援して下さる方もいましたし、もう夫のために自分も頑張るしかないと」

最初の選挙は落選。3度目の選挙で繰り上げ当選をした。専業主婦時代に比べ睡眠時間は激減し、頭を下げ過ぎて首が持ち上がらなくなったこともあるという。

「無我夢中で夫と走ってきましたけど、あのまま専業主婦をやっていたら、世間知らずの我儘なおばさんになっていたと思います」

今も典子さんに休日はない。自宅が事務所になっているから、毎日人の出入りがあるし、後援会の人たちとの付き合いは典子さんの仕事だ。

「内助の功なんておこがましいですけど、夫のネクタイを選んだり、雑誌やネット上でおもしろい記事があると夫に教えています。政治家はユーモアも必要ですから」

お会いした典子さんは年齢より地味な服装をされている。派手な服装は高齢者や女性の支持者から反感を買いやすいから、化粧もナチュラルメークを心がけている。ところが訪米した鳩山夫人の服装をテレビで見た後援会の人たちから、もっと派手にしたほうがいいとアドバイスをされたと典子さんは笑う。

政権交代で日本は変わるのかどうかはまだ分からないが、少なくとも鳩山夫人の出現で日本における内助の功のあり方が変わっていくのではないだろうか。

かつての日本は陰で夫を支えるのが美徳とされていたが、これからは夫を支えながら妻も目立っていいのだし、夫を立てながら自分をアピールすることもありだと思う。

雇用情勢の悪化で、就職をせずに専業主婦になりたい高学歴女子は確実に増えてきているというが、夫の稼ぎで贅沢三昧をするのが専業主婦ではない。外で夫が気持ちよく働けるように夫を支え、いざという時には夫を助けることができる。内助の功に務めるのが本来の専業主婦のあり方ではないだろうか? (オフィスエムツー/佐枝せつこ)
関連ワード:
専業主婦  独女  鳩山幸  結婚  歴女  

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