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今田竜二の“チョイ長”シーズン

2009年10月19日07時26分 / 提供:生ゴルUSA

生ゴルUSARSSファイル
今田竜二の“チョイ長”シーズン
写真/舩越園子 (フォールシリーズは試合中でも待ち時間はこんなリラックス風景が見られる)

舩越園子の生ゴルUSA

米PGAツアーはフェデックスカップシリーズがツアー選手権で終了し、現在はフォールシリーズを開催中だ。フォールシリーズは賞金ランク125位以内でシーズンを終了することを目指して、ランク下位の選手たちが最後の追い上げを図るというのが大前提だが、実際は、ランク上位の選手もちらほら顔を出している。

今週、ラスベガスで開催されたジャスティン・ティンバーレイク・シュライナーズホスピタル・フォー・チルドレン・オープンにも、ジム・フューリック、アンソニー・キム、ハンター・メイハンといった上位選手がプレジデンツカップからの連戦で出場していた。

そして、日本の今田竜二の姿もあった。それならば、果たして今田は上位選手なのか下位選手なのかと問われると、この返答はちょっと難しい。昨年、1勝を挙げたこと、ショートゲームの腕前がツアーでも屈指であることなどの意味では今田は間違いなく実力派に数えられる。が、優勝も優勝争いもなく、トップ10入りもここまで1度もなかったことや賞金ランクが100位を下回っていることなどを考えれば、今年の今田を「上位選手」と呼ぶわけにはいかない。

もちろん、今田本人もそれは承知。今年は調子が悪く、成績が振るわなかったが、昨年の優勝によって2010年もシード権は確保されている。それを今田は「こういうときに運よくシード権もあるし……」と言っていた。

なぜ今年は成績が悪かったのか。正確に言えば、調子が悪くなったのはマスターズ後からで、夢にまで見たマスターズに出場としたそのときまでは決して調子は悪くなかった。しかし、夢がかなって以降は「脱力感に襲われました」とモチベーションが下がり、これではいけないぞと気を取り直してがんばり始めたものの、気持ちは切りかえられてもゴルフの調子のほうは、そう簡単に戻ってはくれなかった。

「もう今はマスターズ直後みたいなことはない」と言うものの、例年以上に練習しても「実になってくれないからフラストレーションは溜まりますよね」。今年の全英オープンでビジェイ・シンから受けたアドバイスに従い、ダウンスイング、インパクト、フォロースルーへと体のターンをフラット&スムーズに変えてきた努力は、あまり実らないうちにフォールシリーズまで来てしまったという感じだ。

それでも飛距離はちょっと伸びた。スイング改造の努力も来季が始まるころまでには、あるいは来季の早い時期には、きっと実り始めることだろう。そのためには、このフォールシリーズやオフの時期をどう過ごすかがキーになる。きっぱり試合から離れてコーチとスイング作りに取り組むのも1つの手だし、なるべく試合に多く出続けながら実りを求めていくのも手だ。今田は「僕はなるべく試合に出て、何週間もやってる方がいい」。

ということで、フェデックスカップシリーズ終了後は日本ツアーのコカコーラ・東海クラシックに出場し、アメリカに戻ってからはフォールシリーズに出場。来週のフライズ・ドットコムにも出場。その翌週のバイキングズも検討中。そして日本に戻ってVISA太平洋、そして中国に渡り、ワールドカップ出場。昨年より2〜3試合は増えるわけで、ちょっぴり成績が振るわなかった09年シーズンは、今田にとって、ちょっぴり長いシーズンとなった。(舩越園子/在米ゴルフジャーナリスト)

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ワールドカップ  今田竜二  マスターズ  フェデックス  シード  

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