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もっとも過酷なスポーツ「トライアスロン」が富裕層の間でブームに

2009年10月17日10時00分 / 提供:MONEYzine

MoneyZine
もっとも過酷なスポーツ「トライアスロン」が富裕層の間でブームに
 トライアスロンが経営者や医者など富裕層の間でブームとなっている。「もっとも過酷なスポーツ」と呼ばれることもある同種目がなぜ今注目を集めているのか。

 近年マラソンや自転車で体を鍛える人が増えているが、いま富裕層を中心にブームになっているのがトライアスロンだ。

 トライアスロンは水泳・自転車・マラソンを連続して行う競技。水泳1.5km、自転車40km、マラソン10kmのトータル51.5kmが設定され、2000年のシドニーオリンピックから正式種目となっている。

 体力の消耗が激しい3種目からなるトライアスロンは「もっとも過酷なスポーツ」と呼ばれることもあるが、近年取り組む人が増加傾向だ。タレント東野幸治はテレビ番組の企画で「全日本トライアスロン宮古島大会」に参加し、トライアスロンの認知度を広めることに成功。おきぎん経済研究所によると同大会の経済効果は3億5000万円と前回より3700万円増加したと試算している。また歌手の近藤真彦は先月6日に骨折したが、これは「佐渡国際トライアスロン大会」に参加した際に自転車で転倒したのが原因だった。また作家の村上春樹や俳優の東山紀之も過去にトライアスロンの大会に出場している。

 芸能界のトライアスロン人口も増えている一方で、ブームの中心にいるのが富裕層たちだ。そう、いま若手経営者らの間でトライアスロンにはまる人が増えているのだ。

 その一例が近年ベストセラー作家の仲間入りをはたした本田直之らが結成したトライアスロンチーム「alapa」。経営者や医者、弁護士など四十数名からなる高所得者軍団だ。彼らは週に数回、早朝に都内の公園やプールに集合し、トレーニングに励んでいるという。

 ある参加者は「一人で練習するよりも皆で競って鍛えるのが楽しい。トレーニングを通じて友情も培われる」と話す。競争のきびしいビジネス世界で生き残るには、健康は必須条件。病気を予防するために、どんなに忙しくても日ごろから体を鍛え、健康な肉体を維持する必要があると考える経営者が増えている。またスポーツは精神的にも好影響を与えることが科学的に実証されつつあり、さまざまなプレッシャーにさらされている経営者にとってはストレス軽減の効果も期待できる。

 トライアスロンのすそ野は広がっているものの、マラソンと異なるのが意外と出費がかさむ点だ。本格的に始める場合は、数十万円のバイク(自転車)、ウェアやグッズなど初期投資が必要な上に、大規模な大会は国外が多いのでコンスタントに出場するにはある程度まとまった資金が必要になる。

 そのため2008年のハワイ島で行われた世界選手権の出場者の平均年収は約1700万円だったという話もある。同大会は世界中から参加者が集まるので、自然と出場者は時間もお金も自由にできる富裕層に絞られるのかもしれない。

 ただし大会の規模にこだわらなければ国内でも全国各地でトライアスロン大会が開催されている。各地の大会概要は社団法人日本トライアスロン連合のサイトに一覧で掲載されているので、興味のある方はぜひチェックしていただきたい。

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MONEYzine編集部[著]

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