調達・購買業務を進めていくと必ずと言ってもいいほど突き当る壁は
「図面や仕様書が出された後にできるコスト削減活動には限界がある」
ということです。

それを克服しようということから「開発購買」という考え方がでてきています。

調達・購買業務を進めていくと必ずと言ってもいいほど突き当る壁は
「図面や仕様書が出された後にできるコスト削減活動には限界がある」
ということです。

作るものが固まっているほど、原材料、工法、工程、対応可能な
サプライヤの選択肢は狭まっていくと言えます。
図面の中には「AサプライヤのXXX同等品」というように
購入品を指定されてしまうケースも少なくありません。

このような状況を打破するために
自動車等の一部業界では(新製品)原価企画活動という
活動が行われてきました。
自動車業界でも原価企画活動は
元々経理や購買などの事務方が主導する活動でしたが
最近では設計部門が主導して
新製品の目標コスト達成のための役割を担ってきているようです。

いずれにしても開発上流段階で
「コスト、品質、デリバリ」の作り込みを行う活動については
製造業各社にとって生命線と言える活動とも言えるでしょう。

2000年位だと思いますが、このような開発上流段階での
「コスト、品質、デリバリ」の作り込みを行う活動を
「開発購買」というキーワードとして捉えるようになりました。
考えてみれば「開発購買」という言葉自体、何と言いますか、
訳のわからない言葉です。
「開発」の「購買」? 何故「購買」なのか?
「購買」という言葉が使われているのはおそらく
「購買部門が主導している活動」だからと言えるでしょう。
つまり購買部門が何らかのニーズから、こういう活動を進めなくてはいけない、
ということで使い始めたということだと思います。

このように「開発購買」という言葉について考えただけでも、
どうもよく分からないことが多い、と私は考えてしまいます。

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