転職希望者の行動に「景気」の良し悪しが色濃く反映し、1位「給料に不満」、2位「労働環境に不満」、3位「会社の倒産、リストラ、契約期間の満了」などネガティブ要因が主になっていることが、求人サイトを運営するPR TIMESが実施した調査で分かった。1年以内に転職をした全国の20代〜40代の男女各300人から、インターネット上で回答を得た。

■転職の「きっかけ」に不況の影。「会社の倒産、リストラ、契約期間の満了のため」という回答も
■転職活動に不安を感じていた人80.8%。特に「生活資金」に不安63.3%
■在職中に転職活動を本格始動した人、離職時と比べ1.7倍

 同調査で、転職のきっかけについて聞いたところ(複数回答)、1位「給料に不満」(31.2%)、2位「労働環境に不満」(30.2%)、3位「会社の倒産、リストラ、契約期間の満了」(22.2%)という結果が出ており、ネガティブなきっかけから転職を始める人が多い傾向にある。また、「会社の倒産、リストラ、契約期間の満了」 を理由に転職を行ったという回答が全体の3位に入っており、昨年9月に起こったリーマンショック後の不況の影響が色濃く出た。

 転職に際しては何らかの不安を抱く人がほとんどだが、不況下の転職であることもあり、転職活動に「不安があった」「多少不安があった」と答えた人が80.8%に上っている。その不安要因は、「生活資金面」(63.3%)と回答した人が最も多く、次いで「自分の希望にあった求人があるのか」(60.6%)、「転職活動が長引くこと」(55.1%)が続いた。

 不安心理の高まりのためか、就職活動を始めた時期は「在職中」が63.4%、「離職中」が36.6%と、在職中に転職活動を始める人が、離職後に転職活動をした人の1.7倍上った。


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