14日に行われたW杯欧州予選最終戦で、グループ1のポルトガルはマルタに4−0と快勝、プレーオフ進出を決めた。クリスティアーノ・ロナウドが不在ながら、地力で勝るチームは、ナニ、シマン、ミゲウ・ヴェロソ、エジーニョがそれぞれゴールを決め、勝ち点を19に伸ばした。
3位のスウェーデンもアルバニアに4−1で快勝したが、ポルトガルに1ポイント及ばなかった。これで世界最高のストライカーの一人、ズラタン・イブラヒモヴィッチの勇姿をW杯で見ることはできなくなった。

また、グループ6のウクライナはアウェイでアンドラと対戦、シェフチェンコの22分のゴールで先制すると、後半にはゴールラッシュを見せて、6−0と快勝。勝ち点を21に伸ばしてプレーオフ進出を決めた。3位のクロアチアはアウェイでカザフスタンに2−1で勝利したが、1ポイント及ばなかった。

これでプレーオフに進むのは、ポルトガル、ギリシャ、スロヴェニア、ロシア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、ウクライナ、フランス、アイルランドの8チームとなり、グループ9で2位のノルウェーは勝ち点で及ばなかった。19日の組み合わせ抽選で4組のカードが決まり、試合は11月14日、18日に行われる。