【特集・改革の手を止めるな】フォルカー・フィンケ監督独占ロングインタビュー
この道以外の選択肢はない
レッズはリーグ第24節神戸戦で敗れ、まさかのリーグ戦7連敗を喫した。首位鹿島との勝ち点差は16。シーズン序盤の勢いは影を潜め、深い森に迷い込んでしまった。チームの改革を最優先事項とする今季は、たとえ試合に勝てなくても我慢が必要である。少しずつではあるが改善の兆しも見え始めている。しかし、なかなか結果が伴わず、サポーターのフラストレーションはたまるばかり。そんな中、今季2度目の監督インタビューが実現した。チームの改革を託された指揮官は、現在の状況についてどのように考えているのだろうか。
─『浦和レッズマガジン』では前回、3カ月前に監督のインタビューをさせてもらいましたが、現在は当時と比べてチーム状況が変化しています。当時のチームは勝利を重ねていましたが、現在は連敗が続いて結果が出ない状況。それについて監督はどのようにお考えでしょうか。
「例えば前回の試合(リーグ第24節神戸戦)でも、わたしはこのようなことを言うことができました。チームに所属する4、5人のA代表選手のうち、3人がけがによって出場できなかった。そして、ポンテをはじめとする2006年、2007年の主力メンバーだった選手たちが、けがや出場停止などによって試合に出ることができない。つまり通常考えられる5、6人の主力メンバーがいなかったのです。ただし、ここ数週間にわたって整理しなければならないいくつかの苦い事実というものが見えてきたと思います。一つは、年齢を重ねた主力選手のパフォーマンスが落ちてきているということ。そしてさまざまなけがによって選手の離脱が何度も何度もあり、毎週メンバーを入れ替えなくてはいけなかったこと。さらに痛かったのはチームとして良いプレーを見せていた試合、例えばアウェーのガンバ戦で最後になって、それまで素晴らしいプレーを見せていたわたしたちの主力選手が、あのような不幸な形でミスを犯して敗戦につながったことです。このような状況では負のスパイラルが生まれてしまいます。これは選手に悪影響を与えるのです。本当ならば、このような状態でも建設的な意見を持って、また良い状況が必ず生まれると信じて仕事をしなければなりません。実際、神戸戦では0─2の状況から追い付くことができているわけで、このような形で巻き返せたのは、さまざまなことが良い状況に進んでいる一つのシグナルだと思います。改善しなければならない部分もまだまだありますが、わたしたちは今までしっかりと仕事をこなしてきましたので、徐々に改革を進められると思います。わたしたちが目指しているサッカーをするには、それぞれに与えられている役割をしっかりとこなさなければなりませんし、わたしたちがどのようなサッカーをしていきたいのかをしっかりと理解する必要があります。それはコンパクトな状況で、チームの一員として連動して動くこと。そして攻撃のときには6人の選手で攻撃し、守備のときは9人で守備をすることです」
レッズはリーグ第24節神戸戦で敗れ、まさかのリーグ戦7連敗を喫した。首位鹿島との勝ち点差は16。シーズン序盤の勢いは影を潜め、深い森に迷い込んでしまった。チームの改革を最優先事項とする今季は、たとえ試合に勝てなくても我慢が必要である。少しずつではあるが改善の兆しも見え始めている。しかし、なかなか結果が伴わず、サポーターのフラストレーションはたまるばかり。そんな中、今季2度目の監督インタビューが実現した。チームの改革を託された指揮官は、現在の状況についてどのように考えているのだろうか。
─『浦和レッズマガジン』では前回、3カ月前に監督のインタビューをさせてもらいましたが、現在は当時と比べてチーム状況が変化しています。当時のチームは勝利を重ねていましたが、現在は連敗が続いて結果が出ない状況。それについて監督はどのようにお考えでしょうか。
「例えば前回の試合(リーグ第24節神戸戦)でも、わたしはこのようなことを言うことができました。チームに所属する4、5人のA代表選手のうち、3人がけがによって出場できなかった。そして、ポンテをはじめとする2006年、2007年の主力メンバーだった選手たちが、けがや出場停止などによって試合に出ることができない。つまり通常考えられる5、6人の主力メンバーがいなかったのです。ただし、ここ数週間にわたって整理しなければならないいくつかの苦い事実というものが見えてきたと思います。一つは、年齢を重ねた主力選手のパフォーマンスが落ちてきているということ。そしてさまざまなけがによって選手の離脱が何度も何度もあり、毎週メンバーを入れ替えなくてはいけなかったこと。さらに痛かったのはチームとして良いプレーを見せていた試合、例えばアウェーのガンバ戦で最後になって、それまで素晴らしいプレーを見せていたわたしたちの主力選手が、あのような不幸な形でミスを犯して敗戦につながったことです。このような状況では負のスパイラルが生まれてしまいます。これは選手に悪影響を与えるのです。本当ならば、このような状態でも建設的な意見を持って、また良い状況が必ず生まれると信じて仕事をしなければなりません。実際、神戸戦では0─2の状況から追い付くことができているわけで、このような形で巻き返せたのは、さまざまなことが良い状況に進んでいる一つのシグナルだと思います。改善しなければならない部分もまだまだありますが、わたしたちは今までしっかりと仕事をこなしてきましたので、徐々に改革を進められると思います。わたしたちが目指しているサッカーをするには、それぞれに与えられている役割をしっかりとこなさなければなりませんし、わたしたちがどのようなサッカーをしていきたいのかをしっかりと理解する必要があります。それはコンパクトな状況で、チームの一員として連動して動くこと。そして攻撃のときには6人の選手で攻撃し、守備のときは9人で守備をすることです」
|
|










