駄菓子の定番と言えば「都こんぶ」。年間1500万個も売れているロングセラー商品である。実は、この「都こんぶ」には、「元祖・都こんぶ」という競合商品があるのをご存じだろうか。

みんなが知ってる酢昆布と言えば「中野の都こんぶ」である。製造・販売しているのは、大阪府堺市にある昭和6年創業の中野物産株式会社。その公式ホームページによると

今も変わることのない味と品質を守り続けるお菓子。
そんな『都こんぶ』は1912年(明治45年・大正元年)に京都で生まれた中野正一氏によって
生み出されました。

中野正一氏は尋常小学校を出てすぐに大阪府堺市のある昆布問屋へ丁稚として奉公していました。日々の厳しい生活の中で倉庫の中にある売り物にならない昆布の切れ端をおやつの代わりとして食べながらこんなことを考えていました。「こんぶに味付けしたらお菓子になるんちゃうやろか?もしかしたら売れるんちゃうやろか」
根っからの商才のある中野正一氏は昭和6年 (1931年)19歳で晴れて独立し、堺に中野商店を創業し、かねてから温めていたアイデアの昆布を原料としたお菓子を開発。それは今の『都こんぶ』の原型で、黒蜜の入った酢漬けの昆布で、そしてこの昆布を原料にしたお菓子に自分の望郷の思いを込めて『都こんぶ』と名づけました。・・・とある。


しかし、競合商品である「元祖・都こんぶ」のパッケージには、「since1918」と明記されている。
・・・それを信じるとしたら、こちらが正真正銘の「元祖」だ。
さらに、商品名は正確に言うと「山口の元祖・都こんぶ」。製造・販売は、埼玉県の都水産である。
「山口」で、
「埼玉」で、
「元祖」で、
「都こんぶ」って・・・、
大阪府堺市の人間でなくても「どないやねん」と突っ込みたいところだろう。


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