インタビュー：優木まおみ「正直、男って馬鹿だなと思いました（笑）」

　バラエティを中心に数々のTV番組でレギュラーを務め、グラビアアイドルとしても高い人気を誇る優木まおみが、4人の男を翻弄する小悪魔を演じた携帯ドラマ「いずみと僕と彼と俺」。伊藤淳史や長州力といった個性的なキャスト陣と共演し、様々なファッションと共にキュートな笑顔で魅了した。「尻軽な女の子と小悪魔の中間を目指して演じた」と話す優木に、自身の恋愛感について尋ねた。

――今作ではヒロインのいずみを演じましたが、どのように役に取り組みましたか？

優木まおみ（以降、優木）：いずみは、私だったら恥ずかしくて言わないだろうなっていうセリフを恋人に平気で言ったり、自分だったら考えられないぐらいテンションをあげて人と接する子なのですが、自分がそれに対して抵抗を感じたり、引かないようにしないとなって思いました。とにかく彼女になりきって、テンション高めに演じるよう心がけました。

――いずみのことを、同じ女性として客観的にどう思いましたか？

優木：なんだか、よくわからない、つかみどころがない子だなって思いました（笑）。軽いように思えて、でも真剣で真面目な部分もある。色んな男の子を翻弄しているけど、悪女というわけでもないし、馬鹿な子ってわけでもない。監督さんにもその点は言われていたので、尻軽な女の子と小悪魔の中間をいくような女の子を意識して演じるようにしました。

――この映画の男女のシチュエーションについてはどう思いましたか？

優木：正直、男って馬鹿だな、って思いました（笑）。勿論、いずみを取り囲む三人の男性が、おバカな役どころっていう設定だからなんですが。三人ともいい人たちなんだけど、同時にダメな人たちだなって。自分が恋人を選ぶとしたら、こういう人たちはイヤだなって思いました（笑）。

――ご自身と比較して、いずみの恋愛に対する姿勢についてはどう思いますか？

優木：いずみは、「世界で一番あなたのことが好き」とか、自分の気持ちを素直に表現できる人なので、そういう点は羨ましいと思いますし、見習いたいなって思いますね。

――伊藤淳史さん、長州力さんと共演してみて、いかがでしたか？

優木：伊藤さんは、めっちゃいい人で、最近知り合ったばかりなのに昔からの友人みたいな感じで凄く仲良くなれました。なんだか小学校の同級生みたいな雰囲気の、身近に感じられる人で一緒にいてとても和みましたね。長州さんは、体は大きいんですが、なんだかいいパパって感じの、とっても優しくて可愛らしい方でした。周りの人たちにも凄く気を遣うし、とても大らかな紳士で、大好きになりました。

■作品情報
「いずみと僕と彼と俺」
配信開始：１０月５日〜１０月２６日　毎週月曜日、約５分間ドラマ配信（４回配信）
出演：伊藤淳史（映画「フィッシュストーリー」）、優木まおみ、青木崇高、長州力（プロレスラー）ほか
監督：小林聖太郎（映画「かぞくのひけつ」）
主題歌：サンボマスター「僕は自由」