人材派遣大手のテンプホールディングス(東京都渋谷区、篠原欣子社長)は、9月24日、技術者派遣の日本テクシード(愛知県名古屋市、森本一臣社長)との資本業務提携と、日本テクシード株式に対する公開買い付けの開始を発表した。


 日本テクシードは公開買い付けに賛同しており、テンプホールディングスは、日本テクシード株式の51%の取得を目指す。公開買い付け成立後、日本テクシードはテンプホールディングスの連結子会社となるが、ジャスダック市場での上場は維持する方針。

 両社はサービス領域の重複が少なく、補完関係にあることから、サービス領域の拡大や顧客満足度の向上などでシナジーを見込む。テンプグループは、「専門分野および新たな職種領域への積極展開」を中期経営戦略の一つに挙げており、日本テクシードのR&Dアウトソーシング事業を獲得して専門領域の横展開を推進する。

 同グループは、昨年のピープルスタッフ買収以降、中堅・中小派遣会社の買収を続けており、新政権による人材派遣事業への規制強化が予測される中、規模拡大で生き残りを図る模様だ。

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