『広告はつくります。でも、責任はとりません』
そんな代理店、あなたの周りにもいませんか?



■その広告費の使い方、正しいですか?

 広告のコンサルタントとして、ダイレクトマーケティングの支援活動を行う中で、いろいろな企業にお会いする。主に、通信販売に関する意見交換や相談で話をすることが多いのだが、有名無名の企業にかかわらず、広告宣伝にかける費用について「???」と思うことも少なくない。

 特に、訪問した企業でよく聞くのが、「広告代理店に、多額のお金を支払って広告を打ったのに、効果が出ない」ということ。効果が出ない→次の広告費を捻出できない、というサイクルに陥るのがわかると、それまでいろいろアドバイスを送っていた代理店は、さっさと去っていくという。残ったのは、広告の失敗という事実のみ。結局、行ったプロモーションの「何が良くて、何が良くなかったのか」さえわからないまま、ダイレクトマーケティング事業をたたんでしまわざるをえない企業も多く知っている。

 十分な設計やテストマーケティング、シミュレーションを行うことなく、「いきなり強気」のプロモーションを行ったり、回収できそうにもないTVのイメージ広告に多額の費用をかけたり、失敗の原因は、至って単純だ。似たような商材を扱っている一社は大成功しているのに、もう一社は瀕死の状態であることもしばしば。現実に、限りあるお金をどう使っていくか、その戦略ひとつで、明暗がはっきりわかれているのだ。

■コンサルタントはどこまで責任を負うべきか

 もちろん、失敗することが全て「悪」というわけではない。失敗した場合でも、そこからきちんと「何が得られるか」を事前に設計できていたかどうかが、より重要だ。

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