公式発表はまだされていないものの、ナポリの新体制はほぼ固まったようだ。前サンプドリア監督のワルテル・マッツァーリ氏の新指揮官就任が、いよいよ濃厚となっている。

クラブのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は公式サイト上で、「サポーターは安心してほしい。私は彼らの未来のために働いているのだから。今日は長く、忙しい一日で、アポイントやインタビューばかりだった。できるだけ早く、ナポリのために適切な決断を発表する」と話している。

ただ、マッツァーリ監督はナポリ就任に向け、すでに明確な一歩目を踏み出した。同監督は、すでに前所属のサンプドリアとの契約を解除しているのだ。ロベルト・マンチーニ前インテル監督やデリオ・ロッシ前ラツィオ監督と比べ、マッツァーリ監督は明らかにリードしている。なお、デ・ラウレンティス会長は、6日にロベルト・ドナドーニ監督とも会談する予定だ。

一方、スポーツ・ディレクターのピエルパオロ・マリーノ氏も退任しているナポリだが、元イタリア・バレーボール代表監督で、現在ユヴェントスの取締役を務めるジャンパオロ・モンターリ氏が、ゼネラル・マネージャーに就任することが濃厚となっている。また、スポーツ・ディレクターにはリッカルド・ビゴン氏が就任するようだ。