小学校の頃に戻りたいと思う人は大別して2パターン、1つめはいわゆる懐古主義、過去を懐かしむ感覚で「あの頃は良かったなぁ」という感じでしみじみと思い出すタイプ。もう1つは「小学校時代は何もいい思い出など無かった……あの頃のオレに今の知識と力があれば、あるいは……うう……ちくしょう……チクショオオオオオオ!」というような「満たされなかったあの頃の自分」タイプ。

で、この11月5日(木)に発売されるアドベンチャーゲーム「サクラノート 〜いまにつながるみらい〜」は、そのどちらのタイプの人にもプレイしてもらいたい内容となっています。「ああ、そうそう、昔はこんな感じだったよ!」と懐かしい思いに浸るも良し、「もうやめろ、やめてくれえええええ!」と目から熱い液体を滴らせながら、「どこで……一体、どこでオレの人生は間違ってしまったんだ!?」と激しく後悔しながら、「本当はこうあるべきだった自分の小学校時代」を目指してプレイするのも、当然アリです。

ちなみに、音楽もキャラデザもゲームデザインもかなり豪華スタッフが揃っているため、いろいろな琴線をビンビンと刺激してくれる内容になっています。実際にプレイした感想や豪華スタッフの詳細、プレイムービーやスクリーンショットなどなどは以下から。

詳細は以下から。
サクラノート 〜いまにつながるみらい〜

物語は3連休の前日から始まり、少年・クロサワトオル(変更可能)の視点をメインとして進みます。まずはその冒頭、連休に入ることで浮かれる小学生たち。大人になると休みの日は日頃の疲れを取る日になってしまい「気付いたら連休が終わっていた……」と途方に暮れることもありますが、子ども時代はこれほど楽しみなことはありませんでした。


とりあえず、連休中にガンタやキイチと遊ぶ約束をしたトオル。序盤は新しいことが起こるたびにノビヨ先生によるチュートリアルが発生し、操作方法や画面説明を行ってくれます。


ゲームの特徴は「ぼくの行末(ゆくすえ)システム」と呼ばれる二択システム。ある行動をする際に2つの反応が選択肢として現れ、その結果がちょっとずつ変わってくるというもの。いろいろな人々や物事と出会って「ナミダ」を集めていくことで物語が進んでいきますが、選択肢によって得られるナミダの量が変わったりします。

以下のムービーでは、小学校でよくあったような話題について二択が発生。みんなが見ている番組をちゃんと見ているかどうかはきっと重要なはず。見ていないと仲間はずれにされてしまうのか、それとも見ている方が仲間はずれにされてしまうのか、まさに運命の選択です。過去、こういうシーンで失敗した経験がある人はそれを活かして選択すればきっといいことがある…かも。


道ばたで居眠りをしている人(イネムリさん)を見つけました、。起こすべきか、それとも起こさないで知らんぷりべきか……。


今回は起こしてみることにしました。イネムリさんはトオルに感謝してナミダをたくさん落としました。



橋のところでは不良が待ち構えていました。


ジャンプするか、それとも蹴飛ばすか……難しい選択です。


ジャンプしたトオル。


お金を持っていないことがわかって不良は機嫌が悪くなり…


殴られました。「ナミダ」は他人のものだけではなく、自分のものもあるようです。


もし蹴飛ばしていたら…?


痛がる不良から大量の「ナミダ」が。


勇気ある決断も必要になってきますね。


こんな何気ない発見でも「ナミダ」を入手できるので、細かいところも要チェック。


トオルが「ナミダ」を集めることになった原因がこの少女。


転校してきたばかりの吉田七海。飼い犬はラインホルト(名前変更可能)。


なぜ七海が「もう泣かない」と決めているのか、その理由はゲームをプレイしていると自ずと見えてくるはず。


手に入れたのは「七海の涙」。ただの「ナミダ」ではありませんが、これは一体のちのちどのように使われるのでしょうか……?


ストーリーを進めていくと、トオル以外に犬(ラインホルト)や猫(トロイメライ)のエピソードを進めることができます。


トオルではわからなかった、ラインホルトならではの視点で物語を捉えることができます。また、鳴き声もただ吠えていただけではなく、ちゃんと喋っていたんだということがわかります。


こちらはトオルの家の飼い猫・トロイメライのエピソード。どうやらトロイメライはこの町でなぜか咲き続ける桜と縁があるようです。


桜が咲き続けている理由は「気」を送るため。


しかし、その「気」は妖怪に奪われているそうです。


咲き続けることで「気」を使っている桜は、一週間すると「気」を使い果たして枯れ死んでしまいます。


桜を、そしてなぜか妖怪に狙われている七海を助けるためのヒーローとして、トオルは変なおじさんに見いだされてしまったわけです。


妖怪・ポークジンジャーと戦うトオル。


妖怪の攻撃はなかなか熾烈。


「体内ビタミン放出」とはいやな妖術……。


倒すと大量の「ナミダ」が手に入ります。


反省の色が見えない妖怪。「塔」とは何のことなのか?


トオルは桜と七海を助けるため、5つのエリアを奔走します。


もちろん、ただ女の子のために頑張るというだけのストーリーではなく、少年や七海の家族背景には微妙な関係が。これは、少年の父親(カナメ)宛に知らない女性から電話がかかってきたことについて、ハルカが猫相手にグチるシーン。カナメはゲームクリエイターなので仕事先からの電話かもしれませんが、ハルカによればカナメはそういうことはちゃんと知らせてくれるタイプらしく……。


そのころ、カナメは七海や七海の母・タカコと会っていました。実はカナメはタカコとは幼なじみで、タカコが離婚したばかりのためいろいろと相談に乗っているという話なのですが、そういった事情をハルカに伝えるべきか悩んだままの状態。


子どもは意外と敏感なもの。自分の母親が、自分のクラスメートの父親と仲がいいことをどう思っているのでしょうか。


各種イベントには上下画面をぶち抜いた美麗イベントCGが彩りを添えています。


ドット絵では可愛く見えた妖怪ですが、CGだと悪そうです。


こちらはデザイン画。主人公の少年(トオル)は父親の影響で雑学の知識が豊富な小学5年生。


ヒロインの七海。



少年の母・ハルカ。結婚後の生活は順風満帆で今はとても幸せ。


少年の父・カナメ。「古代戦士ナスカイザー」が好きな特撮オタクで、今は自分がナスカイザーのゲームを作っているというオタクの憧れのような人。


七海の母・タカコ。カナメとは古い友人で、最近七海の父親と離婚したらしい。


変なおじさん。この世のものではないが、一応人間らしい。


少年の飼い猫・トロイメライと七海の飼い犬・ラインホルト。この2匹の視点がストーリー解読には重要になってきます。


チュートリアルなどでプレイヤーを助けてくれるノビヨ先生。


妖怪・ポークジンジャー。第一章で少年たちの前に立ちはだかるボスです。


ザコ妖怪たち。


「サクラノート 〜いまにつながるみらい〜」は11月5日(木)発売。

スタッフは
音楽:植松伸夫(「ファイナルファンタジー」シリーズ、「大乱闘スマッシュブラザーズ」)
シナリオ:野島一成(「ファイナルファンタジー」シリーズ、「キングダムハーツ」シリーズ)
キャラクターデザイン:皆葉英夫(「ファイナルファンタジー」シリーズ)
ゲームデザイン:上田晃(「シャイニングソウル」、「Contact」)
と、豪華スタッフが揃っています。

予約特典として植松氏の手がけたBGMを25曲以上収録したオリジナルサウンドトラックがもらえます。


特典は数量限定なので、公式サイトで音楽を試聴してみて気に入った人はぜひ手に入れて下さい。

サクラノート 〜いまにつながるみらい〜

©2009 Marvelous Entertainment Inc.


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