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title【Case 2】『スペシャル・ワンTHE MOVIE』ジョージ&カナリス嬢で公開へ!?

【Case 2】『スペシャル・ワンTHE MOVIE』ジョージ&カナリス嬢で公開へ!?
 カナリス嬢が大のインテリスタだということを知ったジョージは、話についていくためサッカーとインテルに大いなる関心を持ち始め、そこでチェルシーの監督時代にモウリーニョの生涯を描いた映画の企画があったことを知る。そういえば、確かにそんな話が出てましたよね。モウリーニョ役に推薦された俳優がちょうどジョージで、“スペシャル・ワン”さんもそのキャスティングには満足げでしたっけ。「ウチの奥さんも好きな俳優だから、私の役を演じてもらうのにはピッタリなんじゃないかな」とか言ってましたね、モウさん。

 常に新しい映画の企画に興味を示すことで有名なジョージは、自らプロデューサー役を買って出て業界のコネをフル活用、『スペシャル・ワン THE MOVIE』の実現化に熱を入れる。女優を目指していると言いながらも、これまではお色気モンやお笑いモンにちょこっとしか出ていないカナリス嬢は映画のヒロイン、モウリーニョ夫人の役をゲット。ジョージが主役を演じるため、髪の毛を伸ばして眉間にしわを寄せる練習を積み重ねていたところ、なんとモウリーニョ本人が欲を出してダダをこね始める。「私を描いた映画なんだから、私の役は私がやるべきだ。じゃなければ、私の映画とは呼べない」なんて言っちゃって、いきなり俳優デビューしたいとの意思を表明(実はモウさん、本当はサッカーの監督より映画スターになるのが夢だったことが判明)。

 さあ、大変! ジョージは呆れるわ、制作費を出す予定だったハリウッドの会社は「シロウトが主役の映画に金を出せるわけない」と手を引くわ、カナリス嬢は「私のハリウッドデビューはどうなんのよっ!? 友達にメールをさんざん出して自慢したのにっ!」とヒスを起こすわ。一連の騒動で集中力が切れたインテルは、セリエAでもチャンピオンズリーグでも連敗を喫する。それでも監督は俳優デビューしか頭になくて、記者会見では「勝つ時もあれば、負ける時もある。それがサッカーというものだ。それがイヤだったらスタジアムに来なければいい」とだけ言い捨てて、後はジュゼッペ・バレージ助監督がマスコミの餌食に。そして、見るに見かねたマッシモ・モラッティ会長が、いかにも会長らしい手を打つ。「分かりました。じゃあ、私が映画の制作費を全面的に持ちますから、モウリーニョはまずシーズンを何とかしてください」。有頂天の“スペシャル・ワン”はこれまでに見せなかったやる気を出し、おかげでインテルは見事チャンピオンズリーグ決勝に勝ち進む。なーんて、全部想像ですけどね。


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