■第8試合 ライト級/5分3R
エフライン・エスクデロ(メキシコ)
Def.1R3分36秒/TKO
コール・ミラー(米国)

TUFシーズン8優勝後、負傷で長期欠場していたエスクデロのカムバック戦。ミラーが長いリーチを活かしたジャブ、そして長いコンパスを活かしたローで試合を組み立てる。

距離が近づくと、オーバーフックを見せたエスクデロ、ミドルをキャッチしてテイクダウンを奪うが、グラウンドへいくことはなくミラーが立ち上がってくるのを待つ。

飛び込んでアッパーを見せたミラーに対し、エスクデロはテイクダウン狙いのフェイクを織り交ぜながら、スタンド勝負を続ける。前蹴りからハイキックを見せたミラーだったが、エスクデロはこれをキャッチして大きく後方へ投げ捨てる。立ち上がったミラーにラッシュを掛けたエスクデロが右ストレートでダウンを奪うと、直後にパウンド。ミラーを戦闘不能に追い込んだエスクデロが、実力者を破ってUFC二勝目を挙げた。

「試合に出られなくてフラストレーションが溜まっていた。コールのことを尊敬していた。KOパワーを僕に授けてくれた神に感謝している」と、人気先行と揶揄されたTUFウィナーは興奮気味に語った。

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