イメージ変える泣きの演技で、ドラマ離れの独女を振り向かせられるか?【独女通信】
2009年09月23日14時00分 / 提供:独女通信
そろそろテレビの改変時期で、夏ドラマも最終回を迎えた頃。近年、ドラマや映画離れがさけばれているが、みなさんは映画やドラマをどのくらい観ているだろうか?
毎クール3〜4本は必ず注目するドラマがあるという、ももさん(34歳)は、
「夕飯が終わって、まったりする21〜22時ごろのドラマを観るのは、私にとって癒しの時間です。新番組はいちおう目を通して、気に入ったのは続けて観ます。最近気になるのは、主人公とか、主要のキャストが号泣するシーンで、涙と一緒に鼻水やヨダレまで流すこと。ストーリーより、それが気になってしまいます」とか。確かに最近はそういうシーンが目に付くようになった。
ももさんと同じく、テレビドラマ&映画のヘビィ・ウォッチャーの多佳子さん(37歳)は、「7〜8年前、韓流ドラマが流行った時期に、日本のドラマや映画でも、鼻水やよだれまで出して号泣するシーンが多くなったように思います。
それまで視聴者は、ぐっと涙をこらえて、それでも抑えられない涙に共感してきたんですよ。むしろ、泣きのシーン=号泣は『わかりやすすぎる!』とバカにされていたと思います。号泣のシーンは『さあ、泣いて下さい!』の合図みたいで、ちょっと引くというか。それに私は自分が絶対に号泣しないから、共感できないんです。なぜか号泣シーンは不自然だと思うんですよ。」
前クールで、嵐の桜井翔と関ジャニ∞の横山裕が主演していた『ザ・クイズショウ』の最終回では、二人が泣き叫ぶシーンが印象的だった。流れる涙と鼻水は口に入りそうになり、口からもよだれが滴り落ちる迫真の演技を披露。しかし、彼らはトップアイドル。ファンの間でも「すごすぎる……」、「本物(の鼻水&よだれ)なの?」と物議を醸したとか。
一方で、「鼻水まで出して号泣するシーンは、よりリアルな演技を見せようとする演者の心意気みたいなものが見えて、好感がもてます」というのは、佳代子さん(31歳)だ。「映画とか長編ドラマは、2時間くらいの間に気持ちがストーリーに入っているから、号泣のシーンでも感動する。でも、テレビの場合は30〜60分で短いのと、自宅に染みついた生活感が邪魔をして、なんとなくストーリーに入り込みにくいですけどね」
好き嫌いは分かれるものの、爽やかさが重視のアイドルや若手俳優が、ここまでやるか!? というシーンには「なぜ?」「どうして?」と問わずにいられない。
「アイドルとして売りだしてきた俳優たちが、演技ができるとアピールする時期が来る」とは、ギャラクシー賞選考委員を務める岩根彰子さん。「最初から実力派、たとえば、松山ケンイチとかは別ですけどね。昔からけっこう多かったんですよ。たとえば90年代を代表する野島ドラマはわりと熱演が多くて、当時アイドル俳優だった、いしだ壱成も『未成年』では号泣したり怒鳴ったり、熱っぽい演技をしていましたし。アイドルたちにとってなりふりかまわず泣くことは、彼らにとってリアルな演技であり、演技派としてのアピールでもあると思うんですよね。私は鼻水が出ててもあまり気にしませんが、キレイに泣いてこそ、プロだと思うので、やっぱり粘着質は出さないほうがいいかな(笑)」
なるほど、そこに演者の新しい挑戦が垣間見えるというわけだ。そう思えば、鼻水を流して泣いている姿は、応援したくなってくるかも。独女の母性本能をくすぐられてしまいそう。
「それにしても、今シーズンに放送している『仁侠ヘルパー』の草なぎくんは、まさにこの作品でアイドルを脱皮したと思う。これまでいい人だったけど、抑えた演技で180度違った雰囲気を出せているし、彼自身にも作品にも興味が持てる」(岩根さん)
草なぎが演じるのは、暴力団員であることを隠しながら、介護ヘルパーとして働く翼彦一だ。泥酔事件のあとで、好感度が落ちていると思いきや、平均視聴率は20%を超えの大好調。まったく偶然だが、今回話しを聞いた独女のみなさんは、みんな『仁侠ヘルパー』を欠かさず観ていた。「悪いつよぽんが新鮮。ストーリーよりも、彼に興味がある」(多佳子さん)「悪役だけど、芯は“いいひと”だから憎めない」(ももさん)「お母さんも一緒に観てます!」(佳代子さん)。
好きな俳優やアイドルが思いきった演技をするときは、新しい魅力を発見できるチャンスなのかも。(パンチ広沢)
毎クール3〜4本は必ず注目するドラマがあるという、ももさん(34歳)は、
「夕飯が終わって、まったりする21〜22時ごろのドラマを観るのは、私にとって癒しの時間です。新番組はいちおう目を通して、気に入ったのは続けて観ます。最近気になるのは、主人公とか、主要のキャストが号泣するシーンで、涙と一緒に鼻水やヨダレまで流すこと。ストーリーより、それが気になってしまいます」とか。確かに最近はそういうシーンが目に付くようになった。
ももさんと同じく、テレビドラマ&映画のヘビィ・ウォッチャーの多佳子さん(37歳)は、「7〜8年前、韓流ドラマが流行った時期に、日本のドラマや映画でも、鼻水やよだれまで出して号泣するシーンが多くなったように思います。
それまで視聴者は、ぐっと涙をこらえて、それでも抑えられない涙に共感してきたんですよ。むしろ、泣きのシーン=号泣は『わかりやすすぎる!』とバカにされていたと思います。号泣のシーンは『さあ、泣いて下さい!』の合図みたいで、ちょっと引くというか。それに私は自分が絶対に号泣しないから、共感できないんです。なぜか号泣シーンは不自然だと思うんですよ。」
前クールで、嵐の桜井翔と関ジャニ∞の横山裕が主演していた『ザ・クイズショウ』の最終回では、二人が泣き叫ぶシーンが印象的だった。流れる涙と鼻水は口に入りそうになり、口からもよだれが滴り落ちる迫真の演技を披露。しかし、彼らはトップアイドル。ファンの間でも「すごすぎる……」、「本物(の鼻水&よだれ)なの?」と物議を醸したとか。
一方で、「鼻水まで出して号泣するシーンは、よりリアルな演技を見せようとする演者の心意気みたいなものが見えて、好感がもてます」というのは、佳代子さん(31歳)だ。「映画とか長編ドラマは、2時間くらいの間に気持ちがストーリーに入っているから、号泣のシーンでも感動する。でも、テレビの場合は30〜60分で短いのと、自宅に染みついた生活感が邪魔をして、なんとなくストーリーに入り込みにくいですけどね」
好き嫌いは分かれるものの、爽やかさが重視のアイドルや若手俳優が、ここまでやるか!? というシーンには「なぜ?」「どうして?」と問わずにいられない。
「アイドルとして売りだしてきた俳優たちが、演技ができるとアピールする時期が来る」とは、ギャラクシー賞選考委員を務める岩根彰子さん。「最初から実力派、たとえば、松山ケンイチとかは別ですけどね。昔からけっこう多かったんですよ。たとえば90年代を代表する野島ドラマはわりと熱演が多くて、当時アイドル俳優だった、いしだ壱成も『未成年』では号泣したり怒鳴ったり、熱っぽい演技をしていましたし。アイドルたちにとってなりふりかまわず泣くことは、彼らにとってリアルな演技であり、演技派としてのアピールでもあると思うんですよね。私は鼻水が出ててもあまり気にしませんが、キレイに泣いてこそ、プロだと思うので、やっぱり粘着質は出さないほうがいいかな(笑)」
なるほど、そこに演者の新しい挑戦が垣間見えるというわけだ。そう思えば、鼻水を流して泣いている姿は、応援したくなってくるかも。独女の母性本能をくすぐられてしまいそう。
「それにしても、今シーズンに放送している『仁侠ヘルパー』の草なぎくんは、まさにこの作品でアイドルを脱皮したと思う。これまでいい人だったけど、抑えた演技で180度違った雰囲気を出せているし、彼自身にも作品にも興味が持てる」(岩根さん)
草なぎが演じるのは、暴力団員であることを隠しながら、介護ヘルパーとして働く翼彦一だ。泥酔事件のあとで、好感度が落ちていると思いきや、平均視聴率は20%を超えの大好調。まったく偶然だが、今回話しを聞いた独女のみなさんは、みんな『仁侠ヘルパー』を欠かさず観ていた。「悪いつよぽんが新鮮。ストーリーよりも、彼に興味がある」(多佳子さん)「悪役だけど、芯は“いいひと”だから憎めない」(ももさん)「お母さんも一緒に観てます!」(佳代子さん)。
好きな俳優やアイドルが思いきった演技をするときは、新しい魅力を発見できるチャンスなのかも。(パンチ広沢)
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