【UFN19】ネイトがギロチン一閃、復活フエルタは持ち味出ずメイナードに敗戦
9月16日(水・現地時間)、米国オクラホマ州オクラホマシティにあるコックス・コンベンションセンターで開催されたUFC FIGHT NIGHT19『Diaz vs Guillard』。94年の12月に行われた第4回タルサ大会以来、同州では実に15年振りのUFC開催だ。
UFC人気に火をつけたTUF出身ファイターが大挙して参戦を果たし、好カードがズラリと並んだ同大会。そのメインイベントでは、TUFシーズン5のウィナーのネイト・ディアズが、TUF3出身のメルビン・ギラードと対戦した。
試合は序盤からギラードが強烈なパンチでネイトからダウンを奪い、ネイトがテイクダウンを仕掛けてもケージを背にスクッと立ち上がっては、豪快な首投げでテイクダウンを奪い返すなど、ギラードのペースで進んだ。ラウンド中盤以降も、ヘッドスリップでネイトのジャブをかわしていくギラードは、2Rに入るとパンチのフェイントからタックルを狙ったが、ここでネイトはギラードをギロチンで捕獲。一瞬の勝機をモノにして、1年ぶりの勝利をオクタゴンで挙げた。
セミでは、TUFシーズン5の準決勝でネイトに敗れながらも、公式戦では無敗のグレイ・メイナードが、ズッファ上層部批判で一時オクタゴンから離れていたロジャー・フエルタと激突。1Rから精度の高いパンチで優勢に試合を進めるメイナードに対し、最大の長所である爆発的な攻撃力をみることができないフエルタ。3Rには、メイナードがテイクダウンから、キムラロックで攻め込んだが、ここではフエルタも粘りをみせ、最後は判定に。フエルタの勝利とする信じられないジャッジもいたが、2-1のスプリットでメイナードの勝利、連勝を8に伸ばした。
また、TUFシーズン1の人気者=ネイト・クォーリーと、シーズン7で準決勝敗退後、ジェシー・テイラーの離脱により、敗者復活戦に出場したティム・クレドゥアーによるミドル級戦、元WEC世界ウェルター級王者カーロス・コンディットと、ベラトールFCやボードックファイトでキャリアを積んだジェイク・エレンバーガーのウェルター級戦は、いずれも白熱の好勝負を展開。試合は判定までもつれ、クォーリーとコンディットがそれぞれ勝利を挙げている。
さらに、SpikeTV放送枠からは漏れたが、かつては、WEC世界ライトヘビー級王座を巡り、その戦いがVERSUSで全米中継されたこともあるブライアン・スタン×スティーブ・キャントウェルの3度目の対戦は、判定でスタンが勝利を挙げた。
ファイトナイト中継後には、ヘビー級ファイターによるTUFシーズン10の放送も始まり、今週末にはテキサス州ダラスでUFC103も開催、見逃せない戦いはまだまだ続きそうだ。
■UFN19大会プレビュー
・サバイバル&トップ進出を賭けたメインとセミ
・捲土重来コンディットは、エレンバーガーと対戦
・他ならメイン級のプレリミナリーマッチ
UFC人気に火をつけたTUF出身ファイターが大挙して参戦を果たし、好カードがズラリと並んだ同大会。そのメインイベントでは、TUFシーズン5のウィナーのネイト・ディアズが、TUF3出身のメルビン・ギラードと対戦した。
セミでは、TUFシーズン5の準決勝でネイトに敗れながらも、公式戦では無敗のグレイ・メイナードが、ズッファ上層部批判で一時オクタゴンから離れていたロジャー・フエルタと激突。1Rから精度の高いパンチで優勢に試合を進めるメイナードに対し、最大の長所である爆発的な攻撃力をみることができないフエルタ。3Rには、メイナードがテイクダウンから、キムラロックで攻め込んだが、ここではフエルタも粘りをみせ、最後は判定に。フエルタの勝利とする信じられないジャッジもいたが、2-1のスプリットでメイナードの勝利、連勝を8に伸ばした。
また、TUFシーズン1の人気者=ネイト・クォーリーと、シーズン7で準決勝敗退後、ジェシー・テイラーの離脱により、敗者復活戦に出場したティム・クレドゥアーによるミドル級戦、元WEC世界ウェルター級王者カーロス・コンディットと、ベラトールFCやボードックファイトでキャリアを積んだジェイク・エレンバーガーのウェルター級戦は、いずれも白熱の好勝負を展開。試合は判定までもつれ、クォーリーとコンディットがそれぞれ勝利を挙げている。
さらに、SpikeTV放送枠からは漏れたが、かつては、WEC世界ライトヘビー級王座を巡り、その戦いがVERSUSで全米中継されたこともあるブライアン・スタン×スティーブ・キャントウェルの3度目の対戦は、判定でスタンが勝利を挙げた。
ファイトナイト中継後には、ヘビー級ファイターによるTUFシーズン10の放送も始まり、今週末にはテキサス州ダラスでUFC103も開催、見逃せない戦いはまだまだ続きそうだ。
■UFN19大会プレビュー
・サバイバル&トップ進出を賭けたメインとセミ
・捲土重来コンディットは、エレンバーガーと対戦
・他ならメイン級のプレリミナリーマッチ
<UFC FIGHT NIGHT19 全試合結果>
第10試合 ライト級/5分3R | ||
○ネイト・ディアズ (米国) | 2R2分13秒 ギロチンチョーク 詳細はコチラ | メルビン・ギラード× (米国) |
第9試合 ライト級/5分3R | ||
○グレイ・メイナード (米国) | 3R終了 判定 詳細はコチラ | ロジャー・フエルタ× (米国) |
第8試合 ウェルター級/5分3R | ||
○カーロス・コンディット (米国) | 3R終了 判定 詳細はコチラ | ジェイク・エレンバーガー× (米国) |
第7試合 ミドル級/5分3R | ||
○ネイト・クォーリー (米国) | 3R終了 判定 詳細はコチラ | ティム・クレドゥアー× (米国) |
第6試合 ライトヘビー級/5分3R | ||
○ブライアン・スタン (米国) | 3R終了 判定 | スティーブ・キャントウェル× (米国) |
第5試合 ウェルター級/5分3R | ||
○マイク・パイル (米国) | 3R2分15秒 ギロチンチョーク | クリス・ウィルソン× (米国) |
第4試合 ミドル級/5分3R | ||
○CB・ダラウェー (米国) | 3R終了 判定 | ジェイ・シルバ× (ブラジル) |
第3試合 ライト級/5分3R | ||
○ジェレミー・スティーブンス (米国) | 1R3分32秒 TKO | ジャスティン・ブショールス× (米国) |
第2試合 ウェルター級/5分3R | ||
×ブロック・ラーソン (米国) | 3R終了 判定 | マイク・ピアス○ (米国) |
第1試合 ミドル級/5分3R | ||
×スティーブ・ステインベース (米国) | 1R3分56秒 ギロチンチョーク | ライアン・ジェンセン○ (米国) |