■デジタルツールを味方につけて、ビジネスで勝ち組になる!
プレゼン時、ホワイトボードにPowerPointを映し出して、ペンで書き込んだり、操作をしたりする----プラスビジョンのシート型電子黒板「UPIC」なら、それができてしまう。シートの厚みはわずか0.4mm。裏がマグネットになっているから、ホワイトボードに貼り付けると、そのままプロジェクターを投影、操作できるだけでなく、丸めて持ち歩ける電子黒板だ。

電子黒板とは、PCと接続し、画面を映し出すスクリーンとしてだけでなく、黒板のように書き込んだり、画面にタッチしてPCを操作できたりする機能をもっていたりするものを指す。

日本国内では、9割以上が教育市場向けに導入されているのだけれど、ビジネスシーンでも十分使える。

実際に、僕は会社のセミナーなどでは、資料をPowerPointで映し出して操作をしたり、お客さんから資料について意見があったときには、その場で書き込んでみせたりする。セットアップも簡単だし、ペンでホワイトボードに貼り付けたシートに映し出されたPowerPointを操作しているのをみせると、みんな驚いてくれるのがいい。

要はタブレットPCみたいなことが、ホワイトボード上でできると思えばいい(プロジェクターとPCはいるけれども)。

■Bluetoothで電源コードや接続ケーブルもいらないのも○
シート型のパネルは電源コードやPCとつなぐケーブルも不要。PCとの接続は、Bluetooth対応のアノト方式(方式について知りたい方は検索してください)の専用デジタルペンで無線接続する。ペンの位置情報がBluetoothを通じてPCに送られるというわけ。

価格は10万円前後だけど、クライアントにプレゼンにいくときにも「驚き」を与えることができる(いまなら。この先はあたりまえになっていくのかもしれない)ので、その手の職業(つまり僕のような)の人にはおすすめ。ただ、画面に蛍光ペンでマークしたり、図をいれたりできる専用ソフトはWindows版なので、Macユーザーの方はご注意を。

UPIC SPECIAL SITE

中村祐介
日経BP社の記者職を経て株式会社エヌプラスを設立。ソニーやグーグル、KDDI(au)、二期リゾートなど多数の企業のマーケティングやブランディング、Web、PR、イベントなどのコンサルティングやプランニングに携わる。ビジネス書、小説、翻訳書の執筆などの創作活動を行うほか、講演活動も行う。プライベートではRIA(Rich Internet Application)コンソーシアムの運営委員や、自由大学の教授、日本冒険作家クラブに所属するなど、多種多様な活動を行い、人脈をもつ。現在、日経ビジネスオンライン(日経ネットマーケティングオンライン)にて、「草食系マーケティング」を連載中。10月4日にはWebライティングのセミナー、10月26日には日経ネットマーケティングのセミナーの講師も務める。詳細はBlog「Blog:中村祐介のコミュニケーション戦略メモ」で。

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