社会現象を巻き起こした名作「ドラゴンクエストIII」をケータイ向けに配信。

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“名作ゲーム”と呼ばれる作品がケータイで蘇る――そんな、一昔前なら考えられなかったような状況も、すっかり当たり前のようになってきた昨今。でも、かつてリアルタイムでプレイしていたユーザーからしてみると、「あのゲームがケータイで遊べるの!?」と、思わず驚いてしまう作品も数多い。そうした中、「ドラゴンクエスト」シリーズの中でも、“名作”“傑作”としてしばしば名の挙がる「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」(以下、ドラクエIII)が、iモードで蘇ることが正式に発表された。

「ドラクエIII」は、1988年2月10日にエニックス(現・スクウェア・エニックス)が発売したファミリーコンピュータ向けのロールプレイングゲーム。「ドラゴンクエスト」「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」の世界観を引き継いでおり、3作品あわせて「ロト3部作」と呼ばれている。

前2作の人気と高い評価を受け、満を持して世に送り出された同作は、発売日(平日)に小売店のオープン前から長蛇の列ができるほど争奪戦が過熱。また、発売当初は極度の品薄状態となったことから、不人気なソフトと組み合わせて高額で売りつける「抱き合わせ販売」も一部で見られるなど、さまざまな社会現象・問題を引き起こしたことでも知られている。発売後も作品自体のクオリティの高さから、ハマる人が続出。最終的には350万本以上を売り上げた、まさにモンスター級のゲームだ。

今回のケータイ向けの配信時期は2009年秋で、価格などの詳細は未定。現時点では、iモード向けの配信のみアナウンスされているが、旧作の「ドラゴンクエスト」と「ドラゴンクエストII」が3キャリア向けに配信されていることから、EZwebやYahoo!ケータイへの配信も期待して良いかもしれない。

これまで1996年にスーパーファミコン版、2000年にゲームボーイカラー版が登場しているため、幅広い年代に親しまれてきた「ドラクエIII」。プレイしたことがない人はもちろんのこと、過去にプレイした経験を持つ人も、「ドラクエIII」がどのように“復活”するのか、試してみる価値はありそうだ。