ますます盛況!「第14回目黒のさんま祭り」(上)=東京・目黒駅前
2009年09月08日07時00分 / 提供:PJ
【PJニュース 2009年9月8日】9月6日(日)にJR目黒駅前の目黒通り沿いで、「第14回目黒のさんま祭り」(以後、「さんま祭り」と表記)が開催された。
「さんま祭り」では、新鮮なさんまを炭火で焼いて、すだちと、大根おろしと、べったら漬けを付けて一般の人に振る舞われる。「さんま祭り」は「目黒駅前商店街振興組合青年部」(通称・め組)の皆さんが開催しているが、実行委員長の中崎政和さんにお話を伺った。
―「さんま祭り」は古典落語「目黒のさんま」からヒントを得て始まったそうですが、「さんま祭り」で催されている「目黒のさんま寄席」は、第1回から続いているのですか?
「商店会の寄席の責任者の方が落語家の方と付き合いがあって、第1回から続いています。開催会場は誕生八幡神社から別の場所に移ったりしましたが、ビル建設などの理由で、数年前から誕生八幡神社に戻ってきました」
―1万5000人以上のお客さんが集まるという「さんま祭り」は、回を重ねるごとに盛大になっているようですが、成功の秘訣(ひけつ)は何でしょうか。
「まず、『さんま祭り』で提供するさんまは新鮮でおいしいのです。岩手県宮古市の皆さんのご尽力によって、水揚げ直後のさんまが超特急便で翌朝の目黒に到着しています。刺し身でも食べられる鮮度です。また、秋の味覚のさんまを家庭で焼いて食べる機会が少なくなって、炭火で焼くさんまを食べたいことも人気の理由ではないでしょうか」
確かに、都会の家庭では炭火でさんまを焼いて食べることはほとんどないだろう。ガスコンロで焼けなくはないが、煙とにおいが強いので近所迷惑が気になるし、炭火で焼くのとおいしさが違う。実は、記者も昨年の「さんま祭り」で行列に並んでさんまを食べた。「確かにおいしいですね」と中崎さんに話すと、「実は、来ていただいた皆さんになるべく食べていただけるように、スタッフは食べないように話しています」との事だった。
このコメントは、お客さま第一を考える商店街の方らしいと感じた。こういう気持ちも「さんま祭り」を盛り上げているのだろう。
―「さんま祭り」が盛大になって、どんな影響がありましたか?
「多くのメディアに採り上げられてPR効果は絶大です。有名になるにつれて不思議な出会いが起きています。第3回からすだちの日本一の産地・徳島県神山町さんから、すだちの無料提供を、第4回から宮古市さんから、さんまの無料提供を、第6回からは栃木県那須塩原市高林の青年団「高林雷の会」の皆さんから、大根おろしの大根の無料提供をいただいています」
「『さんま祭り』では6000匹のさんまを用意していますが、1万5000人もの人が来てくれます。街の和食屋さんで食事をする人も多いですし、目黒駅前のここにこんな店があると分かってくれたら、『さんま祭り』でなくても目黒駅前に来ていただけるでしょう。売り上げがどれだけ増えたとか、具体的な数字は分かりませんが良い影響を及ぼしているのは確かです」
中崎さんは、こんなエピソードも話してくれた。
「すだちは、以前は関西で松茸の土瓶蒸しに使っていた程度で、関東以北ではほとんど流通していませんでした。しかし『さんま祭り』がきっかけで全国区の食品になり、今では関東はもとより、北海道でも焼き魚にすだちを使うようになっています。」
「『さんま祭り』がきっかけで、宮古市と神山町が姉妹都市になりましたし、品川区と宮古市は防災協定も結んでいます。」
「さんま祭り」は、単なる地域活性化のイベントにとどまらず、食品の販路拡大や自治体の連携にまで発展している。さて、「さんま祭り」当日の状況はどうなっていたか。【つづく】
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「さんま祭り」では、新鮮なさんまを炭火で焼いて、すだちと、大根おろしと、べったら漬けを付けて一般の人に振る舞われる。「さんま祭り」は「目黒駅前商店街振興組合青年部」(通称・め組)の皆さんが開催しているが、実行委員長の中崎政和さんにお話を伺った。
―「さんま祭り」は古典落語「目黒のさんま」からヒントを得て始まったそうですが、「さんま祭り」で催されている「目黒のさんま寄席」は、第1回から続いているのですか?
「商店会の寄席の責任者の方が落語家の方と付き合いがあって、第1回から続いています。開催会場は誕生八幡神社から別の場所に移ったりしましたが、ビル建設などの理由で、数年前から誕生八幡神社に戻ってきました」
―1万5000人以上のお客さんが集まるという「さんま祭り」は、回を重ねるごとに盛大になっているようですが、成功の秘訣(ひけつ)は何でしょうか。
「まず、『さんま祭り』で提供するさんまは新鮮でおいしいのです。岩手県宮古市の皆さんのご尽力によって、水揚げ直後のさんまが超特急便で翌朝の目黒に到着しています。刺し身でも食べられる鮮度です。また、秋の味覚のさんまを家庭で焼いて食べる機会が少なくなって、炭火で焼くさんまを食べたいことも人気の理由ではないでしょうか」
確かに、都会の家庭では炭火でさんまを焼いて食べることはほとんどないだろう。ガスコンロで焼けなくはないが、煙とにおいが強いので近所迷惑が気になるし、炭火で焼くのとおいしさが違う。実は、記者も昨年の「さんま祭り」で行列に並んでさんまを食べた。「確かにおいしいですね」と中崎さんに話すと、「実は、来ていただいた皆さんになるべく食べていただけるように、スタッフは食べないように話しています」との事だった。
このコメントは、お客さま第一を考える商店街の方らしいと感じた。こういう気持ちも「さんま祭り」を盛り上げているのだろう。
―「さんま祭り」が盛大になって、どんな影響がありましたか?
「多くのメディアに採り上げられてPR効果は絶大です。有名になるにつれて不思議な出会いが起きています。第3回からすだちの日本一の産地・徳島県神山町さんから、すだちの無料提供を、第4回から宮古市さんから、さんまの無料提供を、第6回からは栃木県那須塩原市高林の青年団「高林雷の会」の皆さんから、大根おろしの大根の無料提供をいただいています」
「『さんま祭り』では6000匹のさんまを用意していますが、1万5000人もの人が来てくれます。街の和食屋さんで食事をする人も多いですし、目黒駅前のここにこんな店があると分かってくれたら、『さんま祭り』でなくても目黒駅前に来ていただけるでしょう。売り上げがどれだけ増えたとか、具体的な数字は分かりませんが良い影響を及ぼしているのは確かです」
中崎さんは、こんなエピソードも話してくれた。
「すだちは、以前は関西で松茸の土瓶蒸しに使っていた程度で、関東以北ではほとんど流通していませんでした。しかし『さんま祭り』がきっかけで全国区の食品になり、今では関東はもとより、北海道でも焼き魚にすだちを使うようになっています。」
「『さんま祭り』がきっかけで、宮古市と神山町が姉妹都市になりましたし、品川区と宮古市は防災協定も結んでいます。」
「さんま祭り」は、単なる地域活性化のイベントにとどまらず、食品の販路拡大や自治体の連携にまで発展している。さて、「さんま祭り」当日の状況はどうなっていたか。【つづく】
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