国際電話というと、電話のかけ方が面倒だったり、電話料金が不明瞭だったりと不安に感じる人もいるかもしれません。でも、メディアコールズなら国際電話料金が0円になります。しかもケータイからも、家の電話からも、公衆電話からでもかけられるので、超便利。今回は、メディアコールズを考えた二人の人物へのインタビューもお届けします。

■広告のチカラで国際電話を無料へ
メディアコールズを使うと、なぜ国際電話が0円になるのでしょうか? それは、広告のチカラ。民放のテレビが無料なのは、CMのおかげ。であれば、国際電話もタダでいいじゃないか、という発想です。

CMを音声で20秒聞けば、国際電話の料金が無料になります。

僕が通信・携帯電話等の記者をしていた2000年。今はなき(?)、ツーカーセルラー東京が、携帯電話でCMを聞くと最大4分間の通話が無料になるサービス・CMコールを開発しました。このときは、最大4分間に加え、月10回までしか利用できないという点がデメリットでしたが、メディアコールズはそんな制限が一切ないという太っ腹。

メディアコールズでかけられる国際電話は世界11カ国。アメリカ(本土)、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、スウェーデン、中国(香港含む)、台湾、韓国、シンガポール、タイ。どの国にかけても、国内の通話料のみで、国際電話料金はかかりません。

■法人サービスでコスト削減できる
オフィスからだけでなく、ケータイからも国際電話をよくかけたり、毎月10万円以上、国際電話にコストをかけたりしているような企業であれば、同サービスの法人サービスを使うのも手。1万コール保証付きでCMも流せて、約7万円という、お得な価格。

■会社帰りにアイデアを出しあった、二人がつくったメディアコールズ
このメディアコールズを考えたのは、二人のプランナーです。外資系の広告代理店で出会った二人は、このアイデアを思いつき、サービスへ展開していったのです。この二人のアイデアの作り出し方、物事の考え方はとてもユニーク。実際に取材をしてきたので、そちらをぜひ参照してみてください。ビジネスを考えている方、社内ベンチャー、副業を考えている方には、特に参考になります。

メディアコールズ - ブルース株式会社

中村祐介
日経BP社の記者職を経て株式会社エヌプラスを設立。ソニーやグーグル、KDDI(au)、二期リゾートなど多数の企業のマーケティングやブランディング、Web、PR、イベントなどのコンサルティングやプランニングに携わる。ビジネス書、小説、翻訳書の執筆などの創作活動を行うほか、講演活動も行う。プライベートではRIA(Rich Internet Application)コンソーシアムの運営委員や、自由大学の教授、日本冒険作家クラブに所属するなど、多種多様な活動を行い、人脈をもつ。Blog:中村祐介のコミュニケーション戦略メモ

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