◆ベストチーム「インテル」
全力を出さずにミランを倒す。スクデット争いのライバルとなりそうな相手に、戒めを与えるような圧勝だった。

◆ワーストチーム「ミラン」
険しいダービーだった。惨敗を受け、ミランは跡形もなく消えてなくなった。インテルとの差が大きいことを思い知らされた。

◆ベストプレーヤー「ジエゴ(ユベントス)」
彼が素晴らしい技術を持っていることは周知の事実だったが、中距離ランナーのようなスタミナも有していた。すぐに結果を出すなど、ゴールの嗅覚にも優れている。

◆ワーストプレーヤー「ガットゥーゾ(ミラン)」
PKを与え、また負傷し選手交代を待っている間に、生真面目にプレーに参加してレッドカードを受けた。

◆ベストコーチ「モウリーニョ(インテル)」
獲得したばかりのスナイデルを先発で起用。そのスナイデルの活躍には誰もが驚いた。とくにレオナルド監督の驚きは相当なものだっただろう。

◆ワーストコーチ「レオナルド(ミラン)」
最初の失点後、ミランは混乱に陥った。左サイドをインテルに自由に使われ、またガットゥーゾを交代させることもできなかった。