■第6試合 ミドル級/5分3R
アーロン・シンプソン(米国)
Def.2R17秒/TKO
エド・ハーマン(米国)

左ジャブを放ちながら、前に出るハーマンは、シンプソンのパンチに左フックを返していく。スピーディーな立ち上がり、シンプソンは左ジャブからテイクダウンを奪う。ハーマンが立ち上がってきたところにパンチを集中させ、シンプソンは、そのまま豪快にテイクダウンを奪った。

飛び込んでパウンドを放つシンプソンに対し、ハーマンはガードから頭をめがけ足を蹴りあげる。パウンドを落としながら、パスを狙うシンプソン。飛び込むシンプソンにハーマンは、蹴りを見舞い立ち上がることに成功する。

素早いワンツーから、追撃の左でダウンを奪ったシンプソン。ハーマンの足を担ぎ、パスを狙いつつパウンドを落とす。腕十字を狙ったハーマンに、腕を引き抜いたシンプソンは立ち上がってスタンド戦を待つ。右ストレートからテイクダウンしたシンプソンは、ハーフから速射砲のようにパウンドを落としていく。予想以上のスピード、瞬発力を見せたシンプソンに対し、ハーマンは左ヒザを気にしながらインターバルを送る。テイクダウンを許した際に、ヒザを負傷した模様だ。

左ヒザの痛みに負けず2Rを迎えたハーマンだが、右ミドルをキャッチされテイクダウンを許されたところで、左ヒザを抱えて悲鳴をあげてしまう。ここで当然のようにレフェリーが試合をストップ。地元のハーマンに勝利したことでブーイングを浴びたシンプソンだが、今後に注目が集まる動きの良さだった。

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