セリエA第1節の8試合が23日に行われ、カターニアの森本貴幸が開幕戦ゴールを挙げた。サンプドリアをホームに迎えたカターニアは、立ち上がり9分、パッツィーニにネットを揺らされ早々と失点したが、38分、ゴール前で後方からのボールを受けた森本が冷静に左足でゴール左隅に流し込み、同点に持ち込んだ。その後ロスタイムにサンプドリアが決勝点を挙げ、カターニアは1−2で敗れたが、森本のプレーは今後に大きな期待感を抱かせた。

ディフェンディングチャンピオンのインテルはホームでバリと対戦。新加入のエトーのPKで先制したが、クツゾフに同点ゴールを決められ、1−1で引き分けた。ユヴェントスはイアクインタのゴールでキエーヴォに1−0で勝利しており、インテル、ユーヴェ、ミランのビッグ3の中でインテルだけが白星スタートを切れなかった。

また、ローマはアウェイでジェノアと戦い、同点で迎えた64分にトッティが決めて逆転に成功したが、その後2失点し、2−3で競り負けた。ラツィオはアタランタに1−0で勝利した。