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男性専用車両がなぜ必要か?【独女通信】

2009年08月26日14時00分 / 提供:独女通信

独女通信
先日、電車の中でリュックを背負っている男性が両手を挙げているのを見かけた。
「電車に乗る時は必ず両手に手荷物を持つようにしている」というのは電車通勤をしている会社員の山本さん(46歳)。混んだ車内で手荷物を持っている男性がいれば、周りにいる乗客も迷惑をこうむる。それでも痴漢に間違われないための防御策だそうだ。

かつて「自分の身は自分で守る」は痴漢被害を回避するための女性の言葉だったのだが、今や痴漢行為の冤罪を回避するための男性の言葉にもなりつつある。

ところで映画「それでもボクはやってない」はご覧になっただろうか?
痴漢や性犯罪による冤罪被害を受けた男性の悲劇は、職を失い、高額な裁判費用で生活も追い詰められ、既婚者なら離婚や家庭崩壊に発展するかもしれない。

痴漢は世の中の一部の男性にすぎない。そういう卑劣な人間のために、多くの善良な男性たちも苦労をしているようだ。

「女性は肉体的に男性より弱いし、守ってあげなければならないとは思います。ただ、最近は女性に気を遣う場所が多くて男は疲れるんですよ」
前述の山本さんだが、女性社員の方が多い職場のため、彼女たちの機嫌を損ねないよう、男性社員はお菓子を差し入れたり、時々はランチをご馳走している。ところが、
「女性社員に髪型を褒めたらセクハラだと言われたんですよ。それからは容姿に関わることは褒め言葉でも絶対に口にしません」
職場でも電車の中でも女性に気を使い、家庭でも妻に気を使っていると山本さんは苦笑する。

今の日本には山本さんのような男性が多いのではないだろうか?
女性を優遇することで男性が疲れるような社会は決して男女平等とはいえないと思う。

女性専用車両ができたのは、痴漢被害や酔客による嫌がらせから女性を守るための対策だった。しかし、自分は守られる側の人間だから電車の中で化粧をしていいわけがない。
男性の目がないからミニスカートで股を開けて座っていいわけがない。

混み合う急行電車を避ける。比較的空いている普通電車を利用すれば被害を回避できる。そのためには、なるべく余裕を持って家を出るなど、女性たちも自分でできる痴漢被害防止は心がけるべきではないだろうか。

男性専用車両の設置についてはまだ検討中のようだが、懸念する男性からの声がある。
「作ってほしいけど、高速道路のトイレや公共施設のトイレ。混んでいるとおばさんたちは平気で男性トイレに入ってきますよね。男性はどんなに混んでいても女性トイレに入るようなことはしませんよ。男性専用車両もおばさんたちが乗ってくるのではないでしょうか?」

女性として耳の痛い話だが、どんな場所でも女性は女性が優遇されることに胡坐をかかず、男性への気づかいを忘れないように心がける。それが守られるべき立場にいる者の義務ではないだろうか?(オフィスエムツー/佐枝せつこ)
関連ワード:
痴漢  独女  トイレ  冤罪  離婚  

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