新型インフルエンザが秋以降に大流行するという予測と、季節性のインフルエンザとの関係性などを踏まえて、企業・団体での対策のあり方をまとめます。

先日、縁あって、厚生労働省の新型インフルエンザ対策推進室という日本の新型インフルエンザ対策の中枢にいらっしゃる方からお話しを伺うことができました。

そこで伺った話しを踏まえて、今年の冬に向けた新型インフルエンザ対策のあり方についてまとめておきたいと思います。結論としては今年中の「パンデミックBCP」は不要だろうということと、感染の仕方をよく理解して、社内の感染拡大を防ぐ手立てを準備する必要があるということです。

>> 業界別 新型インフルエンザ対策フォーラム

◆ 新型インフルエンザに対する捕らえ方

?季節性のインフルエンザと同じ扱いにする必要がある

南半球で流行しているインフルエンザを調べていると、90%以上が新型インフルエンザで、元々の季節性インフルエンザは10%未満になっている。原因・理由は不明だが、過去の新型インフルエンザの発生と同様に、旧型は駆逐されていくらしい。

感染者のほとんどが軽症のため、過度の恐れは不要だが、体調の変化には十分注意して、インフルエンザの症状の特徴(急な発熱や身体の痛み等)を知っておいた方がいいとのこと。社内の集団感染をできるだけ避けるためには社員一人一人の行動が大切ということになります。

?季節性のインフルエンザの被害の方が今のところ大きい

季節性のインフルエンザは、毎年4000万人がワクチンを接種し、1000万人が感染し、1万人が死亡する病気。特徴としては、死亡する方々が60代〜80代に集中しているため、高齢者の特に肺炎に注意すべき病気とされてきた。


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