ドイツ・ミュンヘンに本拠を置く高級車メーカーBMWが、今シーズン限りでF1から撤退することを発表しました。F1といえば世界最高峰の自動車レースですが、昨今の金融危機の影響は大きく、昨年12月にはホンダが撤退を表明しています。

BMWはF1世界選手権に「BMWザウバーF1チーム」で参戦しており、新コンコルド協定の一環として2012年までF1に参戦することを数日以内に決定する予定となっていました。

詳細は以下から。
BMW to exit Formula One at end of 2009 season.

【F1】BMWが今季限りでの撤退を発表 - MSN産経ニュース

BMW、F1撤退を発表 【 F1-Gate.com 】

記者会見にはノルベルト・ライトホーファー会長、クラウス・ドレーガー開発部長、マリオ・タイセン BMWモータースポーツ監督が出席。ライトホーファー会長は「自動車メーカーにとって持続性と環境適合性は最も重要な課題で、リードしていきたい分野だが、それに比べるとF1へ挑戦し続けることは重要性が低い」と語り、「難しい決断だったが、BMWとして戦略に基づいたものだ」としています。BMWザウバーF1チームの代表も務めるタイセン氏は「F1の撤退は残念だが、残りのレースに集中していい結果を残すだけだ」と語っています。BMWが他に参加しているツーリングカーやフォーミュラBMWなどは継続参戦するそうです。

BMWはF1の始まった1950年代からスポット参戦するなど積極的な関わりを見せ、1982年のカナダGPで初優勝(チームはブラバム、ドライバーはネルソン・ピケ)。2005年からはザウバーチームを買収して「BMWザウバーF1チーム」として活動し好成績を残していました。今シーズンはロバート・クビサ、ニック・ハイドフェルドの二人を擁し、雨で赤旗中断となったマレーシアGPでハイドフェルドが2位となりましたが、二桁着順に沈むことも多く、10チーム中8位と苦戦していました。

F1世界選手権は2010年に大幅なレギュレーション変更が行われ、新たに3チームが参戦する予定となっていますが、この撤退は他チームにどのような影響を与えるのでしょうか。

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