タイムマネジメントの本質は、重要な課題や効果的な業務に時間を使うことと、自分の人生を豊かにするために時間を使うこと。

時間管理は、将棋においてもとっても大切で、時に時間の使い方が勝負を分けてしまうこともあります。将棋専門紙やTVの解説を見聞きしておりますと、プロ棋士の時間管理のポイントは、次の3つにあるようです。

一つは、時間を使わないためには「準備や研究が大切」ということ。他の棋士が指したことを知っていてそれを既に研究している、その場面を想定して準備してきたという状態と、初めて出くわす場面について考えるのでは、使う時間に大きな差がつきます。知っているのだから時間を使わなくても、確認程度で済むので早い対応ができます。知識の力で時間を節約し、大切なところだけでじっくりと腰を落として考えることができます。

二つ目は、「そうはならない」という前提を持つこと。プロ棋士というのは、読もうと思えば、極端に言うといくらでも読めるそうです。だからと言って、読んでいると時間が減ってきます。そこで大切なのは、「いくら読んだって、相手のあることなのでその通りにはならない」と考えて、読むのを止めることが重要なのだそうです。深く読むよりも、どこで読むのを止めるかが大事。相手がそう指さなかったら読んだ時間は意味がない訳で、完璧に読もうとすることは、時間が減った分、かえってリスクになります。


続きはこちら