国際会計基準審議会(IASB)は今月中小企業向け国際会計基準 IFRS for SMEs (small and medium-sized entities)を公表しました。 中小企業向けの国際会計基準なので、IASBによると全世界の95%の企業が関係するということです。世界の多くの企業に影響するというこの会計基準、日本の私たちにも関係あるのでしょうか。

本サイトへの投稿記事は
aegifの国際会計基準専門ブログ IFRS of the day(http://aegif.typepad.jp/ifrs/)より引用しております。

7月9日にIFRS for SMEs (small and medium-sized entities)が公表されました。国際会計基準は非常に複雑な処理や詳細な情報開示が求められます。このような会計基準に対応できるのは大企業で、中小企業にしてみれば、とても対応できるものではないし、そもそもそれだけ厳密な処理をする必要もない、ということで中小企業向けに簡略版IFRSが作られたわけです。

経済統合が進められているEU内では非上場の中小企業であっても複数の国にわたって活動している企業はたくさんあります。
現在EU内ではそれぞれの国が独自の会計基準を持っているので、これらを中小企業向け国際会計基準で統一して処理できるというのはメリットがあるでしょう。

また、自国で会計基準の開発が進んでいない新興国では上場企業は国際会計基準で、その他の企業は中小企業向け国際会計基準を適用するという実務が浸透していくのではないかと思います。
では、日本にはすでに日本の会計基準ありますし、影響はないのでしょうか。

日本の企業でも適用の余地がありそうです。
といっても、上場会社については規模の大小にかかわらず、採用することが禁止されているので、上場会社は適用できません。
しかし、
国際会計基準を適用している会社の子会社等で非上場会社の場合は適用できるということになっています。

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