左より内田恭子、宮坂絵美里(撮影:野原誠治)
 1952年に幕を開け、世界大会には毎年80カ国を超える国々から代表が集まる“美のワールドカップ”、ミス・ユニバース。8月23日(日本発表予定時間24日午前)にバハマで開催される世界大会にて、各国から集まった美女達と世界一の座をかけて美の競合を繰り広げる日本代表「2009 ミス・ユニバース・ジャパン」の宮坂絵美里(25)が22日、東京Audi Forum Tokyoにて行われた壮行会に登場し、世界大会にて実際に着用するナショナル・コスチュームをお披露目した。

 場内にアップテンポのサウンドが鳴り響き、アウディTTが飾られたステージに颯爽と登場した宮坂は、報道陣による無数のフラッシュが焚かれる中、場内に設けられたランウェイを本番さながら自信に満ちた表情で華麗にウォーキング。ナショナル・ディレクターのイネス・リグロンを始めこれまで自分を支えてくれた人達への感謝の気持ちを述べると、緒方義志によってデザインされたコスチュームとこれから向こう世界大会について説明した。

 ここで特別ゲストとして、彼女が憧れの女性として目標に掲げ、フリーアナウンサー、タレントとして活躍する内田恭子が登場。早速、内田からコスチュームについて聞かれると、宮坂は「やっぱり日本といえば伝統的な美しい着物があるので、それを如何にアレンジしようかと考え、ただ着物を着るのでは外国人の方も見慣れていると思うので、着物を軸に現代のファッションを採り入れて、斬新なデザインを世界にアピールしていけたらなと思っています」と意見を述べた。

 また自身の考える日本人女性の美しさについて、宮坂は「日本人女性はとても優しい心をもっていて、それを海外で“sweet”と呼ばれると思うのですが、例えばチャリティ活動においては一人一人に優しい気持ちで接することで、何かメッセージを伝えていけると考えているので、奥ゆかしさや優しさを世界にアピールしていけるのではないかと考えています」とコメント。

 逆に、宮坂から「内田さんはとても“ハッピー・オーラ”があるなと思っていて、何か心掛けていることとかあるんですか?」と質問されると、内田は「ちょっと嫌なことや不安や心配事がある時も、自分なりになるべく早く解決することを心掛けています。嫌なことをいつまでもズルズルと引きずっていても仕方無いよとか、ほとんどの場合は開き直ってます(笑)。それを肯定する訳じゃないけど、適度な開き直りというのは必要かなと。時間的にも悩んで気分が落ち込んでいるより楽しく過ごし方がいいし、ウジウジしている時間がもったいない。」とアドバイスした。

 最後に、内田から「私もミス・ユニバースの大会が本当に大好きで、テレビで自分のお気に入りの人を見付けたり、同じ日本人の美しい女性がステージに出て来て堂々と輝いている姿を見て夢を与えてもらったので、絵美里さんにも是非、日本だけではなく世界の方達にその美しい笑顔と楽しい“ハッピー・オーラ”を届けてもらいたいなと思います」とエールを送ると、宮坂は「世界大会をきっかけに、新しい世代の人やもっとたくさんの方にミス・ユニバースを知って頂けたらなと思っています。」とわずか2日後に迫った海外出発を前に、意気込みを述べた。

ミス・ユニバース・ジャパン公式サイト

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