バイエルンの移籍発表は時期尚早とインテル側

バイエルン・ミュンヘンのブラジル代表DFルシオ(31歳)のインテル移籍はいまだ実現していないことがわかった。

バイエルンが16日の早い時間に契約合意を発表したが、その後、インテルの移籍部門顧問のガブリエレ・オリアリ氏が、「我々は交渉をしているが、まだ合意には至っていない。もっとも数日のうちに結論が出るはずだ」と話した。

移籍金については明らかにされていないが、1000万ユーロ(約13億円)前後と、ドイツのメディアは報じた。

なお、バイエルンのルイス・ファン・ハール監督は、「私は常々、22名の選手と3人のユースメンバーでチームを作ると言っている。選手には試合に出るチャンスが必要だが、メンバーが多すぎると、やる気をそぐことになる」と話した。

バイエルンのトップチームは現在27名おり、ファン・ハール監督の発言からすると、ルシオの移籍を手始めに、シーズン開幕までに最大5人がチームを去ることになりそうだ。