MMORPG「The Tower of AION」が現在サービス提供中だが、実際にプレイしたユーザーの中からは次世代MMOにはふさわしくないという声が挙がっている。

「AION」は、発表直後から度々次世代MMOと紹介されてきた、現在サービス中のオンラインゲームだ。それまでのゲームにはない綺麗なグラフィックや、高いスペックのPCを必要とする事でも話題となっていた。ところが実際にプレイしたユーザーからの反応の中には冷めたものも見られる。
「グラフィックとキャラメイキングはすごい」
この部分をけなしている人は見かけないので、やはりウリどおり凄いのだろうが問題はその後だ。
「やってる事はこれまでのゲームとなんら変わらない」
グラフィックは綺麗でキャラメイキングも細かく作れるのだが、実際にゲームが開始すると、そこには「次世代」という言葉とはほど遠い、これまで同様の遊びが待っているという。つまり言い換えれば「内容に新しさ・次世代感はどこにもない」という事になる。

そもそも現在MMOのほとんどが基本料金無料で遊べてしまう中、課金が必要なMMOをプレイするのはアホらしいという意見も多く見られる。これは「無料ゲームと課金ゲームで差がない」という、ユーザーからのメッセージにも見てとれる。もっともこれは「AION」のみに言えている話ではなく、現在のゲーム業界全体が抱え込んでいる問題でもある。
「なにが次世代なの?」
「グラフィックだろ」
こんなやり取りを目にする事も少なくない。グラフィックはユーザーがプレイする前から一番最初に掴む情報だ。画面写真が公開され、それが綺麗だったら「すごい」となる。確かにグラフィックが綺麗に越した事はないだろう。しかし、そこにばかり囚われるあまり、肝心の遊びの部分がおろそかになってしまっているゲームが多いのではないか。今でもよく言われる「3Dになってからゲームは何も変わっていない」という声が、まさにそれを表現している。ゲームの遊びの部分で「これこそ次世代のゲームだ」と、ユーザーを唸らせる日は来るのだろうか?
(TechinsightJapan編集部 林 裕之)

【関連記事】
「プロ野球スピリッツ6」でWBCをもう一度!
オンラインゲーム成長見せるも不安要素いまだ消えず
逆境もろともせず。「ドラクエ?」2日で230万本突破。
やはり強かったドラクエ。各地で行列。
「ロロナのアトリエ」で多数の不具合
-ITからセレブ、オタク、事件・事故まで。スルーできないニュース満載-
TechinsightJapan(テックインサイトジャパン)はコチラから!