小出恵介、林遣都、中村優一ら若手イケメン軍団 “駅伝ルック”で映画を語る

　映画「風が強く吹いている」の完成報告会見が東京・大手町で行われ、小出恵介、林遣都、中村優一、川村陽介、斉藤慶太、斉藤祥太、ダンテ・カーヴァーら“イケメン軍団”と、大森寿美男監督が登壇した。

　劇中と同じ、駅伝ルックで登場した小出は、「やっと皆さんの前で完成のご報告ができて嬉しいです。寒い時期に、箱根駅伝と同じように朝早くから走って、結構過酷な撮影でした」と挨拶。林は「箱根駅伝に恥じることのないよう、箱根駅伝に挑むような気持ちで作り上げました」とまっすぐな瞳で話した。

　中村が「演じた役柄がマンガオタクで全然走れないところからどんどん成長していくのですが、そんな過程に注目してほしいと思います」、川村が「ニコチンから由来したニコチャンというあだ名がつくほどヘビースモーカーから、タバコを止め、駅伝に挑戦する役でした」と話し、キャスト一人一人が成長できた現場、作品であったようだ。

　この若手イケメン軍団をまとめたコツについて、監督に質問が及ぶと「束ねるのは苦手なので、基本的に放任主義です（笑）」と会場の笑いを誘うも、「みなさん俳優として自立した方々の集まりだったので、同じも目標を持てさえすればこのメンバーならやっていけると思っていました」とコメントし、自信をのぞかせた。

　映画「風が強く吹いている」は2009年秋、全国ロードショー。