モサモサの顔に鋭く伸びたツノ…スコットランドの牛「ハイランドキャトル」は実に風変わり
目が見えないほど毛むくじゃらな顔に、芸術品のような鋭く長いツノ。なんだか宮崎アニメから飛び出してきたかのような不思議な風貌です。
この牛、スコットランド原産で「スコティッシュ・ハイランド・キャトル」と言い、寒さに強く、痩せた土地の草や木を食べて育つ優れものなのだそうです。
前どころか地面も見えないのではと思う、伸びきった前髪。
2匹並んで。ツノの形もそれぞれ違いますね。
ハイランド・キャトルの原種は黒で、他の色の牛を掛け合わせて複数の色になったそうです。
子牛との2ショット。
白いのもいます。
草を食んでいると、突き刺さりそうなツノの鋭さがはっきりわかります。
ツノの形によってはバッファローに似てるかも。
クワガタのようなツノ。
ずんぐりとした素朴な体と立派すぎるツノのミスマッチな組み合わせが、妙に魅力的ですね。
1900年代にはオーストラリアや北米など世界各地に輸出され、欧州の山岳地帯などでも上手く適応しているそうです。