速水もこみち(撮影:野原誠治)
 2002年の俳優デビュー以降、ドラマ「ごくせん」(日本テレビ)、「東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜」(フジテレビ)などの人気作に次々と出演している、俳優・速水もこみち。8月1日より放映される、人気漫画の実写ドラマ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」でセレブ警官・中川圭一に起用されたことも話題を呼んでいる。今回、速水が挑んだのは、携帯電話専門放送局「BeeTV」内のスペシャルドラマ「ラブコネクター〜恋愛工作人〜」だ。恋愛のプロフェッショナル曳地優(ひきちゆう)として、悩む人々を手助けする“恋愛工作人”を熱演した。携帯電話で観るドラマという新しいメディアに挑戦した速水に、撮影の感想、今後演じてみたい役などを迫った。

――今回、依頼を受けてその人の恋を成就させる“恋愛工作人”というユニークな役柄でしたが、演じてみていかがでしたか?

速水もこみち(以下、速水):毎回色々なゲストの方に登場していただいて、その人達から依頼を受けるんですけど、シーンごとに違ったコスプレというか、変装をしたことがすごく面白かったですね。撮影自体がすごくタイトなスケジュールだったんですけど、出演者の方も監督もスタッフの皆さんも素敵な人ばかりで、心置きなく演技できる現場でとても楽しかったですね。

――携帯電話で見るドラマということで、普段のドラマと撮影方法や雰囲気など異なっている点はありましたか?

速水:携帯電話のドラマってまず聞いた時に、画面が小さいじゃないですか。 テレビの画面よりも全然小さいので、どんな風に撮るんだろう、どんな風に演じていったら良いんだろうって迷いは確かにありましたね。でも、監督に相談したら「そんなに意識しなくても良い」って言われて。いつもやっているドラマの撮影と同じですね。

――曳地役を演じる上で、工夫した点はどこですか?

速水:加藤ローサさん演じる未央を引きずっている役柄だったので、僕の中での考えとしては、楽しみすぎず、ちょっと影を持たせて。あまりにも明るくやってしまうと、後半に分かってくる曳地の過去とねじれが生まれてきてしまうというか。なんでこの仕事を始めたのか、そのきっかけをきちんとラストで見ている人に教えるために、一連の流れで演じました。

――加藤さんとは3回目の共演になりますね。

速水:そうですね。前は「オーマイガール」というドラマで、加藤さんが僕にちょっと気があるという役柄だったので、僕から好意を持つっていうのは今回がはじめてでしたね。それは新鮮でした。でも、3回目なのでリラックスして撮影できました。市川由衣さんとも4回、5回くらいご一緒してるので、休憩中とか楽しかったです。

――他に共演者で印象に残っている方はいますか?

速水:もう、柳沢慎吾さんが本当にあのまんまで、すっごく面白かったですね。僕が笑うもんだから、ずっとギャグをやってくれて。

――「あばよ!」という決めセリフもばっちり収録されていましたね。

速水:それも僕にやり方を教えてくれたんですよ。間の取り方とか。今回のドラマで全部ギャグを出し切ったっておっしゃっていました(笑)。