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黒田を悩ます対戦相手以外の敵

2009年07月10日14時47分 / 提供:USA通信

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 ドジャーズの黒田博樹投手が水曜日、対メッツ戦に先発し、4⅓回を投げて被安打8、失点5(自責点4)で5敗目を喫し、防御率は4.27になった。昨年は31試合に登板して9勝10敗、防御率3.73だった黒田には、対戦相手のほかにも敵がいた(7月8日付ニューヨークタイムズ)。

 2008年にメジャー入りしてから、黒田はマウンドの違いに悩まされてきた。マウンドそのもののサイズは同じだが、日本の土は細かく柔らかい砂でできており、投球時に前に踏み出す足が土を掘りやすく、後ろの足は土に引っかかりにくい。

 大半の投手にとっては問題とならない違いなのだが、右足を強く引きずる黒田の場合、固い土で足指の甲に近い部分がこすられて水ぶくれになるという。「日本ではなんの問題もなかった。マウンドが堅いということは聞いていたが、まさかこれほどとは思わなかった。皮が破けてしまって、びっくりしましたよ」

 日米の野球の違いはマウンドだけではない。メジャーのボールはわずかだが大きく、滑りやすい。また、日本では投げる予定のない投手は遠征に同道しなくてもよい。加えて、心理面での違いもある。

『You Gotta Have Wa』(邦題『和をもって日本となす』)の著者ロバート・ホワイティングは「日本とアメリカの野球には、微妙なものからそうでもないものまで、いろいろな違いがあり、アメリカへ行った投手は順応するのに苦労する。アメリカでは常にストライクを要求されるなど、攻めの野球が求められる。心理面での順応は容易ではない」という。

 足の親指の脇や、つま先に水ぶくれを作る投手はいるが、甲に近い部分に水ぶくれができるのは珍しいという。黒田にスパイクシューズを提供しているメーカー(SSK)は、今年から右靴の内側に保護パッドを追加し、球団の用具担当者は張り替えのきくパッドを外側に付け加えた。

 改良されたスパイクのおかげで、水ぶくれは昨年ほどひどくないと黒田はいう。「水ぶくれが破けると、シーズンが終わるまで治らないので、気をつけています」
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黒田博樹  アメリカ  ロバート  ニューヨーク  

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