分島花音、「JAPAN EXPO′09」でPUFFYやAKB48を超える過去最大の動員数とCD売上

　7月2日から5日にかけてフランス・パリ郊外で、日本のアニメ・漫画・音楽などを紹介するヨーロッパ最大のジャパニーズカルチャーの祭典「JAPAN EXPO'09」が開催。年々動員を延ばし、第10回目の今回は過去最大となる15万人を動員。その「JAPAN EXPO'09」のステージに、日本のチェロ・ボーカリスト、分島花音（わけしまかのん）が出演した。

　ワールドワイドに活躍する分島花音だが、中でもフランスでの人気は群を抜いており、今年2月にフランス最大の音楽ショップチェーン店Fnacにて行ったライブでは、マドンナを越える動員を記録。まず7月2日には、パリ日本文化会館にて行われたラフォーレ原宿と外務省が連携するファッションショー「Laforet KAWAII Collection in Paris」に出演。翌3日には「JAPAN国際コンテンツフェスティバル」の記者会見に、マンガ「神の雫」の作画オキモト・シュウなど蒼々たる面々とともに参加。4日にはパリ・ノール ヴィルパント展示会会場での「Laforet HARAJUKU Collection'09 In Paris」にオープニングアクトとして出演し、15,000人の観客を大いに沸かせた。

　最終日の5日には「JAPAN EXPO'09」ライブハウスステージの大トリで出演。デビュー曲「still doll」の後、フランス語での挨拶に始まると、ジョークも交えた長尺のMCに会場が沸き、「最高！」「カワイイ」など日本語での声援が飛び交い、感動のあまり涙を流すファンの姿も。会場に駆け込むファンも止まらず、フランスでも大人気のアニメ「ヴァンパイア騎士」のエンディングテーマ「砂のお城」など全7曲を披露すると、終了後もアンコールの声が止むことは無かった。

　会場には7,000人以上のファンが集まり、フランスのレーベルが用意したCDとDVD計1,000枚が即完売。「JAPAN EXPO'09」ライブハウスステージには、PUFFYやAKB48なども出演したが、主催者のSEFAによると分島花音は過去最大のライブ動員数ならびにCD実売数を記録したとのこと。

　今後は、日本での初ワンマンライブを予定しているが、チケットは即完売。全米でのCDリリースと西海岸ツアー、そしてUSA最大のアニメコンベンション「オタコン」への出演も決定しており、日本、フランスのみならず全世界での活躍が期待される。

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