空手教室に通っています。負けても負けても闘い続ける子供たちが成長していくとどうなるのか。今回は空手の大会に参加しました。

息子が空手に通い始めて半年が経過したあたりで、「昇級試験」があった。同時期に入門した友達が昇級し小柄な息子は墜落。ここから彼の苦悩が始まった。

昨年度までの「墜落組」の話を聞くと、「なぜうちの子が昇給できなかったのだ!」と館長に怒鳴りつけ、やめていくケースが多かったそうだ。小学校一年生の段階では「挫折」のプレッシャーに、親子共々、耐え切れなかったということだろうか。

うちもそうなるのか? これで送迎活動が一つ減る。よかったよかったと思っていると、息子は数日考えた上、「練習回数を一週間に一回から二回に増やす」という。その後練習回数は更に一回増え週三回となった。

息子は弱い。

格闘技系の初期段階では「体格差」が大きなものをいう。
上級の子どもたちにいわれれば、「小さい方が懐に入りやすく中段突きが入れやすいからそれは違う」というが、けりを同時入れた場合、長さが10センチ違えば先にそちらが到達するわけで、パンチの威力も体重が10キロ違えば大きな問題。

組手の練習などでは同年代の子供の標的にされ、毎回ボコボコにやられる。それでも彼は泣かない。愚痴をいわない。せいか、そのストレスは寝る前少々ぐずることで表面化する。夜寝る前に腹筋をし、何をいわれても休むことなく練習へ通い、必死に上級者にもまれる。

そして、昇給試験の前、初めての空手の大会があった際、わたしは息子にこう伝えた。

週3回練習に通って頑張っている男の子はそういないから、きっと良い結果を出せるよ

というわたしの発言は間違っていた。テレビのアニメでは努力した主人公は必ず報われるが、現実の世界ではそうはいかない。


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