インテルのマッシモ・モラッティ会長は、チェルシーのデコとリカルド・カルヴァリョの二人はジュゼッペ・メアッツァには必要ないと考えていると明かした。

デコとカルヴァリョは、セリエA王者の指揮を執るジョゼ・モウリーニョ監督のポルト時代の教え子であり、カルヴァリョはチェルシーでも共に栄光を味わっていることから、インテルへの移籍話が根強くささやかれている。

しかし、モラッティ会長はイタリアのメディアに、「デコとカルヴァリョだって? 彼ら2人ともすばらしい選手だが、今は2人を獲得する必要性を感じないね」と話した。

一方、6日にチェルシーで初の記者会見を行ったカルロ・アンチェロッティ監督は、「カルヴァリョとデコはチェルシーの選手だ。将来、選手が退団を望むならば、それはクラブと話してもらわなければならない。そすうれば、我々はクラブにとっても選手にとっても正しい決断を下すことになるだろう」と話し、残留を明言はしなかった。