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稲本、10年ぶりの監督の怒声に「うれしい」=現地で記者会見

2009年07月03日12時42分 / 提供:欧州通信

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 リーグ・アンのレンヌが1日、フレデリック・アントネッティ新監督のもと来シーズンに向けた練習を再開し、フランクフルトから新たに加入した稲本潤一も初日から参加した。レキップ紙が報じた。

 稲本は練習後、記者会見に臨み、通訳を介して練習初日を終えた心境を語った。日本でのユニフォームの売行きを狙った“ビジネス優先”の補強という見方に対して稲本は、「アーセナルに行ったとき(2001年)も同じことを言われた。でも僕のユニフォームはそれほど売れなかったんだ」と話して記者団を笑わせ、初日から現地メディアに好印象を与えている。

 半年前からレンヌの誘いを受けていたという稲本は「まったく迷いはなかった。非常にいいクラブだし、素晴らしい監督がいる」と入団の決意を明らかにし、10年前にガンバ大阪で指導を受けたアントネッティ監督との再会を喜んだ。

 アントネッティ監督は、覇気のない選手に対し容赦なく強烈な怒声を浴びせる熱血監督として有名。ニースの監督時代には、試合に途中から出場したFWマラマ・バイルア(現ロリアン)の動きが緩慢なのを見るやピッチサイドから激しく怒鳴りつけ、ついにはベンチに下げる屈辱を与えた。腹を立てたバイルアがタッチラインを出ると同時にユニフォームを脱ぎ捨てて地面に叩きつけ、そのまま控え室に走り去るシーンは、監督のキャラクターを表す映像としてしばしば使われる。

 しかし裏表のない性格で選手に慕われていることはよく知られており、一部の選手から徹底的に嫌われた前任者のラコンブ監督(現モナコ)のときに比べ、明らかにクラブの雰囲気は和らいだとレキップ紙は伝える。

 稲本もガンバ時代の監督を「よく怒りを爆発させていた。ただしフランス語でね」と振り返り、「彼の怒鳴り声を聞かずに10年過ごした。今朝あの声を聞いてとてもうれしくなった」と懐かしい恩師のもとでの再出発に喜びを表した。

関連ワード:
フランス  アーセナル  メディア  稲本潤一  モナコ  

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