6月に開催されたE3で、ソニーがUMDを廃止して16GBの内蔵メモリを搭載するなどした新型のPSP「PSP Go」を正式発表しましたが、「PSP Go」には従来よりも高性能なCPUが搭載されていることが判明しました。

「PSP-1000」から「PSP-2000」にモデルチェンジした際にはメインメモリが32MBから64MBに倍増したことで、ゲームの読み込み時間が短縮するなどのメリットが期待できましたが、CPUの性能を向上させた背景にはいったい何があるのでしょうか。

詳細は以下から。
Sony’s PSP Go True Processor Speed Revealed | Sony Insider

この記事によると、ソニーがアメリカの連邦通信委員会(FCC)に提出した「PSP Go」に関する資料において、「PSP Go」に搭載されているCPUの性能が向上していることが明らかになったそうです。

従来の「PSP-1000」「PSP-2000」「PSP-3000」には最大333MHzで駆動するCPUが搭載されているのに対して、「PSP Go」には480MHzで駆動するCPUが搭載されているとのこと。

これが「PSP Go」の資料。CPUが最大480MHzで駆動すると記載されています。


ちなみに任天堂もニンテンドーDSと比較してメモリが4倍になるなどの大幅な性能アップを施した「ニンテンドーDSi」を昨年発売しており、ニンテンドーDSi専用のソフトとして「ニンテンドーDSiウェア」を配信していますが、性能が向上した結果「ニンテンドーDSiウェア」が実現したのであれば、将来的には高性能なCPUを生かした「PSP Go」専用のソフトが配信される可能性もあるのでしょうか。気になるところです。

・関連記事
ソニーがPS3でPS2ソフトを動作させる特許を取得、再び悲願の互換性実現へ前進か - GIGAZINE

ソニー、携帯電話とPSPを合体させた真の「プレイステーションケータイ」を開発か - GIGAZINE

ソニー、これまで発売された大量のPSPソフトをダウンロード販売へ - GIGAZINE

ソニー幹部、スリムになった新型PS3に関するウワサについてコメント - GIGAZINE

記事全文へ