リベリ、気持ちはレアル 練習初日に新監督から叱責受ける
バイエルン・ミュンヘンが1日、ルイス・ファン・ハール新監督のもと来シーズンに向けた練習を再開した。練習初日には、移籍問題で揺れるフランス代表MFのフランク・リベリも参加した。
2日付のレキップ紙によると、午前の練習を終えたころ、カリム・ベンゼマのレアル・マドリー移籍の報が伝わると、リベリはフランスの報道陣に「カリムのことはほんとう?」と“逆取材”する場面も見られたという。
フランス代表で弟のように可愛がっているベンゼマのレアル入りは、リベリを刺激したらしい。同紙記者は練習中のリベリのようすから“心ここにあらず”といった印象を受けたと記している。
さらに、リベリがスパイクを履き替えようとチームメイトの集団から離れたときのこと。許可なしの行動にたちまちハール監督からお目玉を食らった。厳格で知られる新監督は「スパイクを履き替えに行けと命令するのは私だ。私だけだ、いいか」とリベリを叱責した。レキップ紙には、自分の胸を指す監督の前でストッキングだけで立ち尽くすリベリのようすをとらえたこのときの写真が掲載されている。
そのリベリが練習後、ついに移籍について沈黙を破った。「もう心は決まった。(バイエルンを)出たい」とキッパリ。行き先については「レアル以外ない」と初めて本心をダイレクトに明かした。具体的には「しばらくは成り行きを見つめる。それからなるべく早くバイエルンの首脳陣と話し合いたい」と語った。
この発言に対し、ヘーネスGMは「我々にとっては何も変わらない。レアルから具体的なオファーはまったくない。レアルの首脳陣がミュンヘンに来たがったが、飛行機代の無駄になるのでやめておけと伝えた」とあくまでリベリは出さないとの考えに終始した。リベリが話し合いを望んでいることを聞くと、「喜んで。ただし(移籍期限明けの)9月2日以降だ」とジョークでしめくくった。
2日付のレキップ紙によると、午前の練習を終えたころ、カリム・ベンゼマのレアル・マドリー移籍の報が伝わると、リベリはフランスの報道陣に「カリムのことはほんとう?」と“逆取材”する場面も見られたという。
さらに、リベリがスパイクを履き替えようとチームメイトの集団から離れたときのこと。許可なしの行動にたちまちハール監督からお目玉を食らった。厳格で知られる新監督は「スパイクを履き替えに行けと命令するのは私だ。私だけだ、いいか」とリベリを叱責した。レキップ紙には、自分の胸を指す監督の前でストッキングだけで立ち尽くすリベリのようすをとらえたこのときの写真が掲載されている。
そのリベリが練習後、ついに移籍について沈黙を破った。「もう心は決まった。(バイエルンを)出たい」とキッパリ。行き先については「レアル以外ない」と初めて本心をダイレクトに明かした。具体的には「しばらくは成り行きを見つめる。それからなるべく早くバイエルンの首脳陣と話し合いたい」と語った。
この発言に対し、ヘーネスGMは「我々にとっては何も変わらない。レアルから具体的なオファーはまったくない。レアルの首脳陣がミュンヘンに来たがったが、飛行機代の無駄になるのでやめておけと伝えた」とあくまでリベリは出さないとの考えに終始した。リベリが話し合いを望んでいることを聞くと、「喜んで。ただし(移籍期限明けの)9月2日以降だ」とジョークでしめくくった。