南アフリカの健闘及ばず

25日に行われたコンフェデレーションズカップの準決勝で、ブラジルがホスト国の南アフリカを1−0で下し、2大会連続で決勝にコマを進めた。

前日、スペインがアメリカを下すという大番狂わせがあったが、ブラジル対南アフリカ戦でもそれを期待して、ホームの観客はキックオフから大声援。南アフリカが互角に渡り合って前半を0−0で終えると、スタンドはますます大騒ぎとなった。

後半に入って、ようやくブラジルはボールが繋がるようになったが、決定的場面は訪れずに、延長戦が濃厚になった88分。ブラジルはペナルティエリアのすぐ外でFKをもらうと、6分前に途中出場したばかりのダニ・アウヴェスの強烈なシュートがゴール右隅に突き刺さり、これが決勝点となった。

ブラジルは日曜日の決勝で、グループリーグでは3−0で破ったアメリカと対戦、大会連覇を目指す。