マドリー津波の余波?

リヨンのジャン・ミシェル・オラス会長が、国内外で高く評価されているFWカリム・ベンゼマ(21歳)の移籍を阻止するのは難しいだろうと認めた。

若きフランス代表ストライカー獲得に向けて、インテル、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッドといったビッグクラブが名乗りを挙げている。

リヨンはベンゼマをフランスに引き止めておきたい気持ちは山々だが、巨額のオファーが提示されればそれを拒否するのは厳しいと主張。

オラス会長は仏レキップ紙に対し、「カリムはあと1年リヨンに残りたいと言っている。しかし、レアル・マドリーが呼び起こした“津波”が存在し、それがチェルシー、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッドの反発を招いている。だから、カリムが移籍不可能だと言い切るのは非常に困難だ」と述べ、ベンゼマ売却の可能性を示唆した。