ある調査によれば、2008年に、
世界11ヵ国で発信されたスパムメールの総数は

62兆件

に上るそうです。

まあ、こんな天文学的数字を見せられたところで、
日々、押し寄せるスパムメールにうんざりする現実は
変わりませんが・・・


以前、どこかで読んだのですが、
日本の某スパム当事者によれば、

数百万通のスパムメール

を発信すると、1回当たりおよそ

“500万円の売上”

があるとのことでした。


送信先メールアドレスリストの入手コストは
極めて安価ですし、またメールを発信するためのコストも、
第三者のサーバを乗っ取って勝手に使うので無料!!


だから、「ボロもうけ」。
スパムメールが年々増え続けるのも無理はありませんね。


それにしても、スパムメールは、
どのくらいの人が反応しているのでしょう。

つまり、スパムメールの誘い文句に釣られ、
記載されたURLをクリックして、なんらかの商品を
購入してしまう人の割合(コンバージョン率)は
何パーセントくらいなんでしょうか?


この疑問に「実証研究」で答えたのが、
カリフォルニア大学の研究者らです。


当研究論文の概要をご紹介しましょう。


この研究では、彼ら曰く、

“法律上・倫理上の問題”

をうまくかわし(sidestepping)ながら、
スパムメールで宣伝されていることの多い

医薬品ECサイト
(バイアグラなどを販売)

などを真似したサイトを実際に立ち上げ、
3本の「スパムキャンペーン」を実施、

約5億通

のスパムメールを発信しています。


3本のキャンペーンは以下の通り。

・医薬品販売
・電子ポストカード販売
・エイプリールフール

*実際にお金をいただくわけではありません。
 購入ボタンを押すとエラーメッセージが
 返るようにしてありました。


キャンペーン別の詳細は
当論文を見ていただくとして、
3本合計の数値をお見せしましょう。


・スパムメール総発信数:471,381,355
・対象者への到達数:113,900,000
・サイト訪問者数:17,070
・購入者数:569


スパムメールの多くが、

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