先週6日の交流戦=巨人戦では敗れたものの、今シーズンではすでに7勝を挙げている北海道日本ハムファイターズのダルビッシュ有。WBCでの活躍も記憶に新しい日本球界のエースに、周囲の注目は増すばかり――だが、意外なところでは、その弟・ダルビッシュ翔くんが格闘家としてK-1挑戦を目指していることがわかった。

これは、週刊誌『週刊現代』6月20日号で行われた、「2009半期決算!このひとたちの正念場」という各界の著名人たちの実情から裏話を掲載した特集で明らかにされたものだ。

同誌では、格闘技専門誌ライターの証言として、ダルビッシュ弟がK-1参戦を目指し、都内のキックボクシングジムでトレーニングをしている様子を明かし、また、スポーツ紙記者のコメントでは、超イケメンで多数の芸能プロが獲得に動いていたとされる周辺情報も伝えている。

さらに、ダルビッシュ弟が通っているとされるキックボクシングジム関係者のコメントでは、K-1創設者=石井館長との面会も済んでおり、そのスター性に惚れ込んだ館長が、実際の練習を視察。大晦日のDynamite!!デビューも含め、大きな可能性を見出したというのだ。

これまでにも、大晦日の格闘技イベントでは、俳優・金子賢、大相撲から転身した曙、タレントのボビー・オロゴンら有名人の格闘技挑戦が一つの話題として扱われてきたが、ダルビッシュ弟のK-1参戦は、実力によるものなのか、話題性重視のものとなるのか――。今から注目を集めそうだ。

・講談社『週刊現代』(6月20日号):定価350円